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  1. 武蔵村山市議会 2003-03-06
    03月06日-03号


    取得元: 武蔵村山市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    平成15年  3月 定例会(第1回) 平成15年               武蔵村山市議会会議録(第3号) 第1回定例会                          平成15年3月6日(木曜日)1.出席議員(20名)   1番  比留間一康君     2番  波多野征敏君   3番  金井治夫君      4番  田代芳久君   5番  善家裕子君      6番  藤田一則君   7番  辻松範昌君      8番  比留間市郎君   10番  高橋和夫君      11番  原田拓夫君   12番  高山 泉君      13番  伊澤秀夫君   14番  今野 篤君      15番  籾山敏夫君   16番  竹原キヨミ君     17番  徳光文武君   18番  宮崎起志君      19番  鴻田臣代君   20番  濱浦雪代君      21番  長井孝雄君1.欠席議員(1名)   9番  荻野武久君1.事務局(3名)   局長      櫻井 進      次長       山崎泰大   議事係長    内野正利1.出席説明員(18名)   市長      荒井三男君     助役       比留間武久君   収入役     関根 勲君     教育長      蛭田正朝君   企画財政部長  藤野 勝君     財政担当参事   福島真人君   総務部長    中村 盡君     市民部長     比留間信男君   生活環境部長  青木幸雄君     健康福祉部長   川島秀則君   生活福祉・児童           病院対策担当           北川和美君     参事       布田 傑君   保育担当参事            (兼)跡地整備                     促進担当参事                     都市整備・多   都市建設部長  石井常男君     摩モノレール   安東季之君                     推進担当参事   都市計画担当           栗原和夫君     学校教育部長   舘岡政一君   参事                     選挙管理委員   生涯学習部長  川島淹良君              陰山行弘君                     会担当参事1.議事日程第3号  第1 一般質問               午前9時31分開議 ○議長(比留間市郎君) ただいまの出席議員は20名で定足数に達しております。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。 日程第1 一般質問を行います。 藤田君の発言を許します。藤田君。         (6番 藤田一則君登壇) ◆6番(藤田一則君) 最後の一般質問と思うと何か非常に緊張いたします。 今回は、お茶漬けのように軽目に質問いたしますが、答弁の方はボリュームあるフルコース並みでお願いいたします。 それでは、既に通告してあります4項目について順次質問させていただきます。 最初の項は、市税滞納者への自動電話催告システムについて伺います。 復調の兆しはあるものの、景気低迷は続いております。それに比例するかのように、どこの市町村でも市税滞納者が増加傾向にあります。担当者は大変な苦労をしているのを知っていますので、苦労が報われないのが歯がゆい思いです。庁舎内には、市税等徴収対策本部が設置されまして、収納率の向上を検討されておりますが、他市で自動電話催告システムを導入して、実際に4倍の効果を出しているようです。 既に我が市も情報交換はされていると聞いておりますので、検討の結果と採用の可能性はあるのかお伺いいたします。 次に、2項目めの質問は、名刺で環境アピールをというものです。 現在でも、市職員の皆さんが自分で名刺をつくり経費節減をしているのは承知しております。その上での質問なんですが、せっかく手づくりの技術を持っておられるのですから、その名刺が相手への強力なメッセージとなれば効果も大きいし、武蔵村山市はここまで環境に取り組んでいるのかと、市民にも他市へもアピールが図れると思います。 パソコンさえ使えれば、名刺の台紙がなくても、古くなったカレンダーやポスターを使用すれば簡単に名刺ができます。実際に私もつくってみました。私がつくれるのですから、優秀な職員の皆さんは朝飯前かと思います。 アピールのポイントは、名刺に必ずカレンダーを再利用とかポスターを再利用と明記することであります。手始めに環境課が率先して始めれば効果も大きいと思うのですが、いかがでしょうか。 3項目めの質問は、かたくりの湯で実施の健康づくり教室について伺います。 高齢化が年々進んでいくのはだれにもとめられません。本会議でも多くの議員から介護保険の質問がされていました。何もしなかったら財政は逼迫し、大変なことになります。これからは、元気な高齢者をふやす方策は欠かせないと思います。 そういう意味でも、現在実施中の5教室は市民の健康づくりには効果のあるすばらしい企画と評価しております。既に1月からスタートしておりますので、次の内容をお聞きいたします。 1、5教室ごとの参加状況と反響について。2、今後の継続性と発展性は。 最後の4項目めは、武蔵村山市のPRについて質問します。 行政視察に行くたびに感じるのですが、視察先から多量の資料をいただくことです。本当にありがたいのですが、要求以外の資料を多量に渡されると正直負担になります。その場では苦笑いをしてありがたくいただきますが、返せるものなら返したくなることもあります。今は情報化時代であり、多量の情報もコンパクトにまとめることができます。 具体例を挙げますと、市のホームページで紹介しています武蔵村山情報化基本計画の容量は 1.3メガバイトです。そして、こんにちは市長では、写真を含めて55.5キロバイトです。これを考えると、CD-ROMに情報を集約すればかなりのものが入ると思います。 名刺サイズCD-ROMは、 100円均一のダイソーでも売られておりますが、容量は45メガバイトもあります。つまり1.44メガバイトのフロッピーディスクの31枚分に相当します。 市のアピールする内容を1枚の名刺サイズCD-ROMに集約して、視察に来た方たちに渡したら強く印象づけられますし、何よりも喜ばれるのは間違いありません。そういうものができれば、いろいろな場面で広く活用できますし、知名度の低い武蔵村山市を強く、広くアピールできると思うのですが、検討の余地はありますでしょうか。 これで私の通告した質問は終了しますが、若干の再質問は自席にて行います。 ○議長(比留間市郎君) 答弁願います。市長。 ◎市長(荒井三男君) それでは、第1項目めの第1点目についてお答えいたします。 御承知のとおり、市税等の滞納整理につきましては、未納者に対し督促状、催告書等を送付することとともに、電話催告、訪問、調査、滞納処分等を行い、税収の確保に努めているところでございます。 そこで、御質問の件でございますが、他の自治体等でも実施していることから、これを参考にしながら、今後研究してみたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。 次に、第2項目めについてお答えいたします。 本市のごみのリサイクルにつきましては、平成13年10月に実施した収集方式の変更により、平成13年度実績値23.3%に対し、平成14年9月までに27.4%と向上しております。 そこで、御提案の件につきましては、既に職員が実施した経過もあり、リサイクルの啓発に有意義なものの一つでありますので、今後とも取り組んでまいりたいと考えております。なお、ただいまカレンダー裏面使用の名刺をいただきまして大変にありがとうございます。 次に、第3項目めの第1点目についてお答えいたします。 御質問の健康づくり教室についての参加状況と反響についてでありますが、現在開講しております1月、2月、3月期の教室は全部で6教室で、その参加状況でございますが、水中歩行運動の2教室で40人、アクアビクスの2教室で40人、初心者水泳の1教室で20人、児童温水浴の1教室で11人でございます。また、反響についてでございますが、各教室とも市報と温泉の館内のポスターで募集いたしましたが、大好評を得まして、児童温水浴を除き各定員15名を20名にふやして、結果的には全体で競争率は 1.3倍の状況となりました。 続いて、第2点目の今後の継続性と発展性についてでございますが、健康づくり教室は開館後の6月から実施し、開講以来現在まで 274名の方が受講されており、大変興味がもたれ、同時に喜ばれておりますので、プールの大きさや開講日時等の制限もございますが、引き続き利用者に親しまれるよう、充実を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、第4項目めについてお答えいたします。 現在、本市への来庁者等につきましては、市勢要覧、イラストマップ、市の鳥ふみカード等をお渡しし、本市への理解を深めていただくよう工夫をいたしているところでございます。御提言のCD-ROMによるPRの手法につきましても、時代に合った新たなPRの一環として有効だと思われますが、視察等による利用頻度や制作コスト等も考慮いたしまして、御提言の趣旨を踏まえながら研究してまいりたいと存じますので、御理解を賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 藤田君。 ◆6番(藤田一則君) かなり前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございます。 まず、1点目の自動電話催告システムでありますが、結果として研究をしていきたいということですが、もう少し、研究ばかりして結果的には何もやらなかったということにならないようにお願いしたいために、もう御存じかとは思いますが、改めて言いますけど、国税庁が試行的に行った結果としますと、文書催告では回収率10%だったのに対して、電話だと60ないし70%に回収率が向上したそうです。実際に近隣の稲城市では、昨年の7月から本稼働させておりますけど、電話がつながった未納者80%の人から支払い約束がとれたということです。何といっても留守で空振り状態が続く中、このシステム導入により1日の職員の効率化が4倍以上に向上したと聞いております。そして、稲城市ではこのシステム導入により、年間約1300万円の未納金徴収が見込めると期待しているということも言っておりました。ぜひ、もう1度情報交換をしながら、研究をさらにしていただいて実現できればいいかなというふうに思ってますんで、これはお願いをしておきます。 次に、名刺で環境アピールの方なんですが、過去に実施した経過もあるということは伺っておりますけど、今の時代だからこそ実施をして、さらに、それを環境課だけでなく庁舎全体に広がる活動も必要かなというふうに思います。先ほど、市長にも私が下手な形でつくったものと、それから実際に環境課にも渡してありますけど、私がつくった名刺に対して何かコメントがあれば、市長とそれから部長に伺いたいんですけど。 ○議長(比留間市郎君) 生活環境部長。 ◎生活環境部長(青木幸雄君) これは先般ですけども、直接私ではなくて、私がいなかったものですから、担当課長が議員さんからいただきました。このように、ちょっとカラー刷りのような形でいただいたわけですが、私もその後、このカレンダーを今ある名刺を使ってコピーしたもんなんですけども、このようにちょっとやってみたんですが、非常にコピーもきれいにこれも出ますし。ですから、いろいろと方法はあろうと思います。それで、非常に特に議員さんの関係については絵も入ってまして、非常に柔らかい感じを受けました。したがいまして、また機会を見ましていろいろと職員の方にも話をしてみたいというふうに思っておりますし、若干今までもこのような御提案があったという話は部内の方では話はしてございます。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 藤田君。 ◆6番(藤田一則君) ありがとうございます。ぜひ皆さんの知恵で、武蔵村山市の取り組み状況をPRする活動に広げていただければというふうに思っております。 それから、3項目めの健康づくり教室、非常に参加者も多く、そして非常に評判もいいと。それで、また今後も充実を図っていきたいという形で、ぜひそれを進めていってほしいと思いますが、さらにこれが定着して中身を広げていくという形の中に、ネーミングも一つはあるんじゃないかなという気がするんです。ダイレクトに水中歩行運動アクアビクス初心者水泳とか児童温水浴とか、そう言えば、確かに最初はそういうものって名前だけでわかるんですが、最近、女性なら年齢関係なくダイエットには関心ありますし、そういうダイエット教室みたいな形で、参加者には、よくテレビでもやっていますけど、自分の努力目標で、今何キロを何キロまで減らすという目標を持った形でそういう教室に臨んで、結果としてどれだけ減ったという形の効果が見えるようにすれば、こういう内容もさらに充実されるんじゃないかなと思いますんで、1つの具体例を言いましたけど、そういうものも含めて継続、発展させた形のものにしていただければと、これも意見だけでおさめておきます。 最後に、名刺サイズCD-ROMについてでありますけど、実際に企財部長もよその自治体でもらってきたという話なんで御存じかと思いますけど、実際にこんなもんです。全然負担になりません。それで、先ほど行政視察に来た方たちに渡した内容のものはここにはすべて入る内容だと思いますんで、今すぐという形は非常に難しいと思いますけど、これからこういうスタイルに各自治体がなろうかと思います。そういう意味で、ぜひこれは、今から進めていかないとなかなか進まないと思いますんで、参考までに人口 760人程度しかいない長野県の売木村で、この名刺サイズCD-ROMをつくっております。広域でつくるともっと安いんでしょうけど、こういう 760人しかいない小さなところで 210万円かけて3000枚つくったそうです。単純計算すると1枚当たりの単価が 700円になりますけど、これをもっと枚数をふやして広域でつくった場合は、単価はもっと下げられます。それで、行政視察だけでなくて、いろんなこちらから全国に足を向けたときに、武蔵村山市のPRを逆にお土産という形で、お茶菓子よりもこっちのそういうものの方がよっぽどいい内容だと思いますんで、そういう方向で活用すればいいんじゃないかと思うわけです。これについての将来に向けてやってみたいという感想があるかどうか、企財部長ちょっとお願いします。 ○議長(比留間市郎君) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(藤野勝君) お答えをさせていただきます。 たまたま、藤田議員がお持ちのものと同じものを2月の初めに北海道の方を旅しましたときに、ちょうど北海道開発技術センターの発行によります8センチのCD-ROMをちょうだいしたことがありまして、大変興味を持ちまして、持ち帰りまして職員にも自慢話げにそのCD-ROMをパソコンで開いてみたわけでございます。今後は、確かにおっしゃいますとおり市勢要覧、観光PR冊子等の持ち運びが大変負担になる部分もありますので、行政視察等に訪れたときには、大変荷物にならないお土産品の1つかなというふうに認識しておりますが、現在の段階では、今おっしゃいました長野県の売木村以外の、私どもでネットで検索した部分では観光としては、阿蘇町、宇和島、福岡県、高知県等でも出されているようですが、東京都の中で今のところそのようなものを検索できませんという状態でございましたが、今後1つの行政サービス、行政PRのいい手法かなというふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。    ------------------------------ ○議長(比留間市郎君) 次に、金井君の発言を許します。金井君。         (3番 金井治夫君登壇) ◆3番(金井治夫君) 通告に従いまして、2項目の質問をいたします。 1項目めに、自治会の加入率向上についてということです。 現在、この自治会の加入率が大変悪いわけなんですが、このことについて現在の加入率はどうなのか。また、加入率の低下の原因についてお聞きいたします。そして、市ができる改善策についてお伺いいたします。 2項目めに、日産自動車村山工場跡地についてお伺いいたします。 宗教法人真如苑の取得した跡地の利用状況と、日産自動車の跡地利用について、現状についてお聞かせください。 以上、再質問については自席で行います。 ○議長(比留間市郎君) 答弁願います。市長。 ◎市長(荒井三男君) お答えをさせていただきます。第1点目から順次お答えいたします。 自治会加入率でございますが、平成14年4月1日現在、総世帯数2万5356世帯に対し、自治会加入世帯1万2600世帯で49.7%となっており、年々減少傾向にあります。 続いて、第2点目についてお答えいたします。 加入率低下の原因につきましては、種々あるかと思いますが、自治会活動に対する参画意識の低下のほか、単身者や高齢者世帯の増加などが考えられるところでございます。 続いて、第3点目でございますが、御案内のように自治会は自主的な団体でありますので、今後市民との協働との観点から、自治会をコミュニティーの基礎として活動していただけるような意識の醸成に努めてまいるとともに、コミュニティー組織としての充実、発展を支援してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。 続きまして、第2項目めについてお答えいたします。 日産自動車村山工場跡地につきましては、平成14年3月に、当該工場跡地の約42万坪の敷地のうち、跡地南側約32万坪について日産自動車株式会社と宗教法人との間で正式に土地売買契約が締結され、平成14年9月6日付で引き渡しが済んでいることは御案内のとおりでございます。その後、同宗教法人を加えた日産自動車村山工場跡地利用協議会、いわゆる5者協議会で、工場跡地利用計画の策定に向け平成13年11月に発表した日産自動車村山工場跡地利用協議会の中間整理の考え方に沿った土地利用について取りまとめを行っているところでございます。なお、宗教法人が旧日産自動車村山工場の体育館、グラウンドを初め福利厚生施設について、暫定的に地域住民に無償で貸し出しを行うことにつきましては、平成15年2月27日付広資料第98号でお示ししたとおりでございますので、御理解のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 金井君。 ◆3番(金井治夫君) 自治会の関係ですが、この今の御答弁によりますと、加入率が50%を切っている状況にあるということなんですが、自治会の人たちに言わせますと、この加入率が減った原因の1つに市報の配布のことを言われるんですが、新聞による配布、それからまた現在シルバーによる全戸配布が行われているわけなんですが、以前、自治会を通じてこの市報が配られていまして、そのときには自治会に入っていないと、なかなか広報が得られないというんですか、そういう面で自治会をある程度頼りにしたという状況があったんだと思うんですが。そこで、自治会を通じて配布した場合と、現在のこのシルバーに頼んで配布した場合の配布料ですか、配布手数料の差というんですか、その辺わかりましたらお聞かせください。 ○議長(比留間市郎君) 企画財政部長
    企画財政部長(藤野勝君) 市報の配布手数料の関係で、自治会並びにシルバーとの比較ということでございますが、自治会からシルバーに委託になって相当数時間がたっておりますので、比較というただいま手元に資料がございませんので、ちょっとお時間をいただきたいと思います。 ○議長(比留間市郎君) 金井君。 ◆3番(金井治夫君) 自治会を運営するに当たりまして、資金源というんですか、会員が減ってくればまた自治会の経費もかかりますので、その会費を上げなければいけないというようなそういう状況が生まれてきているんだろうと思うんですが、その他やはり自治会の会員になることが重荷になる部分というのがやはり聞かれるんですが、例えば自治会で、社協の方から日赤会員の会費、あるいは赤い羽根募金等募金活動等がございます。そういった場合に、自治会は自治会の単位として会費を集めるわけなんですが、一般の未加入の人たちについては募金活動というんですか、日赤などの協力は残りの5割の人たち、その人たちはどのような状況になっているのか。自治会に入っていると、会費集めに自治会の役員の人たちがみえて、そういった面もおつき合いをしていかなければいけないというふうなそういうことも聞こえてくるんですけど、その辺会員でない人の対応というんですか、それを。 ○議長(比留間市郎君) 市長。 ◎市長(荒井三男君) 以前、社協に籍を置いたというふうなことからお答えをさせていただきたいと思います。 自治会以外の方は任意の取り扱いでございまして、チラシあるいはこもれび、これらでPRをいたしまして、自主的に窓口に入れていただくと、このような方法になっているわけでございます。御案内のとおり、自治会に対しまして4月には自治会の入会の会費、それから日赤社費が入ります。そのあと、社協の会員の増強の会費が入ります。緑の羽根の募金が入ります。その後、赤い羽根が入りまして、歳末助け合い運動が入ります。こんなことから、自治会には相当な負担がかかっているわけでございます。したがいまして、これらを市と一体となってどうするかというのが課題でございますが、いずれにいたしましても募金というのは任意の募金、あるいはそれぞれ日赤、社協、社費につきましても任意というふうなことで、なかなか統一が難しいというふうなことで今日に至っているわけでございます。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 金井君。 ◆3番(金井治夫君) 今、市長が言われるように任意団体だからということで、募金についても任意、赤い羽根についても任意、とはいえ自治会に入っていると募金の活動に班長さん、役員さんが回ってこられると、それをなかなかおつき合いをしないというわけにいかない状況にあるんだろうと思います。そういった、会員である人と会員でない人との差というんですか、メリット、デメリットの部分がなかなか見えてこないというか、そういったところで加入率も下がっているんだろうと思うんです。市の方としても任意団体ですので、なかなか協力の仕方というのが難しいんだろうと思いますけど、できる限り自治会を育てるような活動を市の方からも強く起こしていただきたいと思います。ぜひ、自治会を育てていっていただきたいと思います。 次に、2項目めの日産自動車の問題ですが、このことにつきましては同僚の議員の方からも質問が上がっておりますので、集中的に質問があろうかと思いますので、以上で質問は終わります。 ○議長(比留間市郎君) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(藤野勝君) ただいま御質問いただいておりまして、ただいままだ調査結果が出ておりませんが、自治会とシルバーとの手数料の比較という部分で、予算特別委員会の席で御説明させていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(比留間市郎君) よろしいですか。    ------------------------------ 次に、原田君の発言を許します。原田君。         (11番 原田拓夫君登壇) ◆11番(原田拓夫君) さきに通告のとおり3項目について質問いたします。 最初に、市の将来構想について伺います。 緑輝く快適ステージ触れ合い文化都市武蔵村山と21世紀に飛躍する本市の将来都市像として、第3次長期総合計画において設定されました。荒井市政になってはや9カ月余りが過ぎ、当面の課題の病院誘致、火葬場、日産村山工場跡地利用、モノレールの市内延伸等々は解決、または好転しつつあります。市政も混乱から安定期に入り、直面する問題解決ももちろん大切なことではありますが、この街、武蔵村山市の将来計画を明示すべきときではなかろうかと思われます。 多摩の心と位置づけられている立川の衛星都市として、狭山丘陵を中心とした自然に恵まれた特性を生かした住環境を整備し、住宅都市型のまちづくりを進めるのか、あるいは工業等の振興を図る産業都市にするのか、今あの広大な日産村山工場跡地については、大半が宗教法人の所有地となり、今後の活用状況によっては、かつての企業城下町的な職住近接の形態が崩れる可能性があります。21世紀のまちづくりをどのように持っていくかが重要であります。元気のある武蔵村山市はどうあるべきか、今後の長期的な将来構想、計画のグランドビジョンを伺います。 次に、西部地区土地区画整理事業について質問いたします。 モノレールの市内延伸計画と密接に関連し、本市のサブ核に位置づけられ、西部地区まちづくりの拠点となる西部地区土地区画整理事業について2点伺います。 1点目は、現状と今後の計画は。 2点目、都市基盤整備公団は区画整理事業と一体なのか、公団独自計画の場合の対応は、であります。 3項目めの総合体育館について伺います。 市民要望の強かった総合体育館も、去る1月18日に開館され、市民を初め近隣市町の多くの人々に利用され、殊にトレーニング室は好評と聞き及んでおります。今後も内容の充実と周辺の環境整備を十分に備えて、市民の健康と体育の振興にますます利用、活用されることを望むものであります。そこで、次の3点について質問いたします。 1点目は、西側道路E27号線の改修、整備の今後の予定は。 2点目は、第四老人福祉館への構内通路を利用の老人の利便と安全の考慮をお願いしたいと思います。 3点目は、開館テープカットに、岸地番なのに岸自治会長不参加の理由は、であります。 以上、3項目について質問いたします。 再質問は自席において行わせていただきます。 ○議長(比留間市郎君) 答弁願います。市長。 ◎市長(荒井三男君) それでは、第1項目めについてお答えいたします。 市の長期的な将来構想につきましては、住宅、商業、工業、農業、バランスのとれた総合的な太陽と緑のまちを目指した、武蔵村山市第3次長期総合計画を基本としていることは御案内のとおりでございます。そこで、これらの計画の具現化に当たりましては、昨今の地方行政を取り巻く厳しい財政状況を踏まえ、新たな発想と手法でまちづくりを切り開いていくことが重要であると考えております。このため、今後の市政運営に当たっては健全財政を基本とした財政の縮減に向けたレールを敷くとともに、行政中心の市政から地域中心の市政に変革し、市民との協働の理念に基づき、市民生活に密着した施策を推進してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどお願い申し上げます。 続きまして、2項目めの1点目についてお答えいたします。 西部地区の土地区画整理事業につきましては、本地区が本市と瑞穂町にまたがっていることや多摩都市モノレールの箱根ケ崎方面延伸に伴う車両基地の確保が想定されていることなど特殊な事情にあることから、東京都に区画整理事業の施行を要請してきたところでございます。今後、西部地区のまちづくりにつきましては、市民の御意見等も踏まえながら多摩都市モノレールの箱根ケ崎方面への延伸計画の動向を見守りつつ、慎重に対応していかなければならないと考えております。 次に、第2点目についてお答えいたします。 西部地区の区画整理事業が具体化された場合には、都市基盤整備公団が所有する土地についても一体的に整備することになります。しかしながら、区画整理事業の具体的な計画が見込めない現状では、公団が独自の計画により所有土地を整備する可能性もあると考えられますが、そのような場合はグリーンタウン武蔵村山を開発する際に、市と公団との間で締結した仮称岸団地の建設に関する基本協定を基本として対応してまいります。 続きまして、3項目めの1点目についてお答えいたします。 総合体育館西側の水路をふたかけした歩道と平行した道路については、現状が曲線であり、またブロック塀も設置されたことにより見通しが悪く、カーブミラーを設置したところであります。いずれにいたしましても、水路部分については法定外公共物として国から財産管理も移管されたこともありますので、引き続き総合体育館への歩行者等の利用状況や市内の同様なふたかけをした歩道が平行する道路の実態等を踏まえながら対応を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(比留間市郎君) 教育長。 ◎教育長(蛭田正朝君) それでは、続きまして2点目についてお答えをさせていただきます。 第四老人福祉館への通路につきましては、総合運動公園の園内ランニング走路を御利用いただいているところでございます。御要望の利便と安全を確保することにつきましては、ランニング走路であることから、通行の際は歩行での御利用をいただくことになります。自転車に乗っての通行は、歩行者と自転車の接触事故などが危惧されることから、自転車は総合体育館西側入り口付近に設けてあります自転車置き場に置いていただき、徒歩での通行をお願いしたいと存じます。 ○議長(比留間市郎君) 市長。 ◎市長(荒井三男君) 次に、3点目についてお答えいたします。 御案内のとおり、総合体育館の開館式典は去る1月18日土曜日に挙行されました。開館式典には、市議会議員を初め各行政委員会代表、地元自治会などの代表の方々に御招待を申し上げ、 119名の方の御出席をいただいたところであります。そこで、御質問のテープカットでありますが、市長、市議会議長、教育委員会委員長、体育協会会長及び地元自治会代表の5名で行われたところであり、地元自治会代表といたしまして、後ケ谷戸自治会長さんにお願いしたところであります。地元自治会代表のお願いに当たりましては、総合体育館の所在地は岸地区でありますが、地域とのつながり等を勘案し、また代表者1人とのことから後ケ谷戸自治会長さんにお願いしたところでありますので、御理解をいただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 原田君。 ◆11番(原田拓夫君) それでは、何点か質問させていただきます。 最初の、市の大きなこれからのビジョン、将来構想についてでございますが、もちろん、これから武蔵村山市は住、商、工のバランスのとれたまちづくりが必要なことでございます。その意味におきまして、これから、今市長が第3次長期総合計画に基づいてと言われました。第3次長期総合計画を作成中には、あの日産村山工場跡地の動向は、まだはっきりしておりませんでした。そういう大きな変化があった中での第3次長期総合計画は、そのまま踏襲されるのかどうか。そして、当時は前市長でございました。新しい荒井市政になってそのまま前市政の第3次長期総合計画を承継するのかどうか、その点をひとつお伺いいたします。 ○議長(比留間市郎君) 暫時休憩いたします。               午前10時19分休憩    ------------------------------               午前10時41分開議 ○議長(比留間市郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 一般質問の議事を継続いたします。 先ほどの原田君の質問に対する答弁を願います。市長。 ◎市長(荒井三男君) それでは、お答えをさせていただきます。 御案内のとおり、長期総合計画はまず一番上に基本構想がございます。これは、御案内のとおり議会の議決をいただきまして決定をさせていただいているところでございます。その将来都市像につきましては、緑輝く快適ステージ触れ合い文化都市武蔵村山、これが将来都市像でございます。その下に、10年計画の基本計画があるわけでございます。前半5年につきましては実施可能な長期計画になっております。後半につきましては構想的計画と、このような位置づけになっているわけでございます。前半5年につきましては、既に議会にもお話をいたしまして確定をしているところでございます。その下に実施計画がございまして、これは3カ年計画の毎年ローリングということでございます。したがいまして、現在尊重しなければならない計画につきましては、基本構想と基本計画の前期5年でございます。今後、基本計画後期構想部分、あるいは既に計画を実施しておりますが、実施計画3カ年のローリングにつきましては、これからの状況を勘案し、変化に対応した計画にしてまいりたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 原田君。 ◆11番(原田拓夫君) 市長は、常々私は二番手主義でいくということを、ことしの年頭の所感でも述べておられます。武蔵村山市の将来像は、やはりみずからが考え、そして実行していくという、市長としての考えもあり、市民に対するこれも責任ではなかろうかと思います。今後、市長が先ほどの答弁では財政、あるいは行政改革を中心とした市民中心の協働の精神でいくと、これは確かにそのとおりですが、余りにも私は抽象的ではなかろうかと思います。いま少し具体的に市民がわかりやすく、先ほど登壇しても申しましたが、武蔵村山市はこれからどうなるんだと、住宅都市になるのか、あるいは産業都市になって、そして財政の基盤をどっちに重きを置くのか、住宅都市になった場合には、あらゆる所得階層のミックスした個人市民税を中心にするのか、あるいは、固定資産税を含めた法人税に重点を置くのか、そのようなところを私は市長の考えがお聞きできたらなと思いまして、市長に質問いたします。 ○議長(比留間市郎君) 市長。 ◎市長(荒井三男君) 御案内のとおり、土地利用計画が既に進んでいるわけでございます。そして、この土地利用計画によりまして武蔵村山市は住宅都市として歩んでまいっております。一方、西南部地区には工業地区があるわけでございます。しかしながら、今般日産自動車村山工場が撤退したというふうなことから、大きく変わりつつあるかと思います。御案内のとおり、この跡地につきましては、32万坪につきましては宗教施設ができるということでございます。残り10万坪に、市のこれからの夢がかかっているのかなというふうにも思っております。しかしながら、これは土地所有権があるわけでございまして、現在商業地区、それから住宅地区、それから公益施設、それから日産自動車株式会社が直接運営をする新車、中古車センターと、このような土地利用がなされるというふうなことで協議が進んでいるわけでございます。したがいまして、この10万坪につきましては工業から外れていくのかなというふうに考えております。 もう1つ、武蔵村山市の将来を占うと申しますか、多摩開墾地区の調整区域があるわけでございます。これも武蔵村山市にとりましては、現在調整地区でございますが、将来に向かっては大きな宝物かなというふうには考えているわけでございますけれども、これらも状況の変化、環境の変化によりましては、時間がかかるかもしれませんが、武蔵村山市の土地利用について大きな要因を含んでいると、このように考えているわけでございます。したがいまして、現在歩んでいる方向につきましては、住宅都市プラス工業地区と、そのような土地利用が望ましいのかなというふうに考えているところでございます。いずれにいたしましても現在では住宅、それから商業、工業、農業、バランスのとれた総合的な都市を目指していると、そのようなことでございます。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 原田君。 ◆11番(原田拓夫君) わかりました。そのように、はっきり具体的にこれから21世紀の武蔵村山市はどうなるんだと、市長はどう考えているんだと、そういう点を私はお聞きしたかったわけでございます。商、工、農、バランスのとれた武蔵村山市にしたい。基本は、住宅都市を歩んでいると、そういうふうに理解いたしました。住宅都市にするには、村山は住環境は非常に恵まれていると思います。狭山丘陵を生かした、自然豊かな武蔵村山市でございます。そういう観点から、今後も環境の整備、住環境の整備を進めていってもらいたいと思います。 それから、現在都市計画マスタープランの前段階といたしまして、まちづくり市民懇談会がもう8回ですか開催されておりますが、これは都市計画の部門であって、市の基本構想にはもちろん関係はするけど、基本構想があってのマスタープラン、それから策定委員会が今後計画されているという話でございますが、そういう基本的な市民が、大勢の市民と職員が、このまちづくりニュースも4号が出ました。検討して、熱心な議論が重ねられているように見受けられます。こういうことを市民から、下から盛り上がったまさに市民との協働の市政、今後ともこのようなことを続けていっていただきたいと思います。しかし、先ほど来重ねますが、基本は基本的な市の構想があっての都市計画プランでございますので、そういう意味におきましては、やはり基本的な将来あるべき姿をはっきりとわかる形で市民にわかりやすく説明すべきであると思います。市長もそうとは思いますが、その点の考えについてはいかがな考えでございますでしょうか。 ○議長(比留間市郎君) 市長。 ◎市長(荒井三男君) 御案内のとおり、冒頭二番手主義というふうな御質問をいただいたわけでございますけども、私は二番手が一番理想かなというふうに思っております。まずは一番手は市民のお考えと、それを二番手がどうするか、そして一番手にどう返すか、これが私の基本的な考え方でございます。そこで、御案内のとおり市内のいろいろな団体の会議では、市の状況をいろいろな形でお話をしてございます。例を挙げますとこれから御審議をいただく平成15年度の予算につきましては、市税収入は昭和63年度の水準に返ってしまうんです、大変厳しい状況にある。したがいまして、市民の皆さんの御支援、御協力をいただきたい。このようなあいさつをさせていただいているところでございます。 そこで、市といたしましては、昨年の10月でございますが、協働担当を置きまして、市民の皆さんの中に飛び込んでいって、そして協働のプロジェクトをつくっていただきたい。協働して一緒に仕事をして、市の福祉の向上に役立ててほしい、このようなお話をしているところでございます。また、市民会議、あるいはきらめき女性21、いろいろな形で市民との情報交換の場もつくっております。これらを活用いたしまして、武蔵村山市が将来どのように進んでいったらいいのか、あるいは今どう切り抜けていったらいいのか、そういうことを正確に把握いたしまして、誤りのない市政を進めてまいりたい。また、それには御案内のとおり御質問をいただいた基本構想、基本計画、それから実施計画、これらをもとに計画的な行政を行ってまいりたいと、このように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 原田君。 ◆11番(原田拓夫君) 確かに、今市長が市税が63年当時に戻ったと。来年度の市税収入は89億だったかと思います、予想では、予算では。そういう中で、63年当時の一般会計の総予算は 160億と聞いております。今、63年当時に市税収入が下がった中での予算は 122億ですか、120 億からの予算で大変な財政であるということは私もひしひしと感じております。そういう中で、先ほど市長が申されましたように、市内の市役所内でのいろいろの改革等は限界があろうかと思います。そういう中で、今盛んに言われてます近隣市町との広域行政、あるいは市町村の合併というふうな問題も今後の課題ではなかろうかと。読売新聞の調査によりますと、東京都においては合併を希望する首長は1人もいないというような調査報告もありましたが、広域行政は、例えば斎場組合も広域行政の1つです。今後、広域行政を重視していくのか合併を望むのか、いかがな、市の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(比留間市郎君) 市長。 ◎市長(荒井三男君) 広域行政圏につきましては、御案内のとおり西多摩広域行政圏と北多摩北部行政圏、この2つが一部分の事務について活動をしているところでございます。そして、武蔵村山市の地域は武蔵村山市それから立川市、昭島市、東大和市、国立市それから国分寺市、これが広域行政圏を組織したらどうかというふうな考えがあるわけでございますが、それぞれの市の事情等によりまして、現在そのような方向性に至っていないところでございます。そこで、合併というふうなことでございますけども、これも御案内のとおり、これらは他の市町村、あるいは市民の盛り上がりがなければなかなか難しい課題であるのかなというふうには考えておるところでございます。そこで、現在できることにつきましては、文化施設、あるいは市の広域行政が望ましい事務、これらについては広域行政を進めていくのが望ましいと、そのような考え方でございます。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 原田君。 ◆11番(原田拓夫君) わかりました。やはり武蔵村山市1市だけの将来構想、都市計画ではございませんので、そういう観点から市の21世紀を目途とした市政運営をしていただきたいと思います。 それから、本市のこれからの将来都市像、住宅都市を歩むということでございますが、福祉や教育の充実はもちろんのことでございますが、今武蔵村山市は成長期にある都市であると思います。そういう中で、住環境を整備するには豊かな自然環境を守りながらモノレールの市内延伸とか区画整理事業、公園、道路等都市基盤整備の充実が望まれると思いますが、財政の厳しい中で、今後この都市基盤整備をどのようにして進めていくかお伺いしたいと思います。 ○議長(比留間市郎君) 市長。 ◎市長(荒井三男君) 御案内のとおり、地価が下がっております。したがいまして、区画整理事業等実施する場合については、財政的に非常に難しい環境にあります。また、一方市の財政も御案内のとおり、景気の低迷によりまして減少の一途をたどっているところでございます。そこで、どうしたら基盤整備ができるかというふうなことでございますが、まずはモノレールの市内延伸が最も理想的な1つの条件になるのかなというふうには考えております。 また、もう1つでございますが、先ほど申し上げました日産自動車株式会社の跡地、これをどのように開発をするのかなというふうなことが2つ目でございます。 3つ目といたしましては、民間の力をいただき、民間の力で基盤整備をする。そして、できない部分を市が行っていくと、このような少し、若干他力本願のところがあるように見えますが、そのような形でこれからのまちづくりは進めていくことが本市にとりまして効率的なまちづくりであると、そのように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 原田君。 ◆11番(原田拓夫君) いろいろわかりました。今後は、荒井カラーを十分に出し切った市政運営をしていただきたいと思います。 次の西部地区土地区画整理事業に移ります。 この間の施政方針の中でも、また今の市長答弁の中にも、市民の皆さんの意見等を踏まえて慎重に対応していくという答弁がございましたり、施政方針の中にもあります。この慎重ということは、意見を聞くのが慎重なのか、それとも実行するのが慎重なのか、どのような、具体的な意味があるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(比留間市郎君) 都市整備・多摩モノレール推進担当参事。 ◎都市整備・多摩モノレール推進担当参事(安東季之君) 御指摘の慎重に対応という答弁の趣旨でございますが、西部地区につきましては、多摩都市モノレールの延伸に際して必要となる車両基地というものがひとつ事業の目的としてございました。モノレールの延伸につきましては、昨年12月の都議会において、都市計画変更に取り組むというふうな1つの具体的な1歩は示されましたが、では具体的にいつの時期までというのは、いまだまだ明確にはなっていないと、そのような状況にございます。そこで、この慎重という意味は、都の財政や多摩都市モノレールの経営状況、あるいは本市の財政上の制限等いろいろなものがあるという中で、目標は今あります都市核、西のサブ核の形成ということを目標にしつつも、そのような諸条件を判断しながら事業を進めていく必要があるのではないかと、そのような趣旨でございます。 ○議長(比留間市郎君) 原田君。 ◆11番(原田拓夫君) それで、事務的には淡々と進んでおるように承っておりますが、ただ慎重にというと相手の対象地域、区画整理事業の対象地域が約22ヘクタール。その中で、都市基盤整備公団の所有が約 3.9ヘクタール、18%あると聞いております。その都市基盤整備公団の移行によって、公団が保有資産の有効活用を急ぐような場合には、これは市の計画はいつまでも慎重にと、財政的な絡みもありましょうが、慎重、慎重といっていてもどうなのかなと。ただ、今答弁には、グリーンタウン等ができるときに市と住宅公団との協定を基本に対応するということは、実際問題その内容は私わかりませんけど、この協定というものはいつまででも待ってくれると。市と一体で開発計画は住宅・都市整備公団と結んだ契約が都市基盤整備公団もこれを踏襲しとならばいいんですが、どのような内容だかちょっとお伺いします。 ○議長(比留間市郎君) 都市整備・多摩モノレール推進担当参事。 ◎都市整備・多摩モノレール推進担当参事(安東季之君) ただいま、都市整備公団が独立行政法人に移行するというふうな話の中で、土地の有効活用、私も新聞等でそのような動きがあるということは承知しております。ただ、本市の公団の所有部分につきましては、公団と本市が結んだ協定がございます。この協定は実在しておりまして、公団が勝手に云々というふうな話はございませんので、いずれどのような形か、事業が行われるとしても本協定を基本にするというのがございますので、その点の御心配はないものと認識しております。 ○議長(比留間市郎君) 原田君。 ◆11番(原田拓夫君) それで安心しました。今後とも、この計画、土地区画整理事業がスムーズに最終的には成功するよう期待いたしまして、この項を終わります。 次に、総合体育館についてお伺いいたします。 総合体育館、確かにあそこの薬師通りから入ると立派です。裏へ回ると、岸の方に来ると非常にお粗末で、今のところ、殊に道路がE27号線、今野議員も申されましたが、私もあそこはもう何回か市の方に要望もし、質問もいたしましたが、あそこを今後利用状況等も踏まえて対応したいというようなことで、カーブミラーだけでなく、地元住民を初め西側E27号線を利用する人たちの不自由や不便さもわかっていただきたいと。なるべく早く、実施計画にも載せていただきまして対応をお願いしたいと思います。今のところの計画等は、現状や計画はどのようになっているか。 ○議長(比留間市郎君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石井常男君) お答えさせていただきます。 先ほども、市長が答弁をさせていただきましたとおり、現実的には水路の部分が法定外公共物、市に移管されたということでありまして、そうしますと水路部分が2.73の幅員、そして道路部分が3.64ということですから、全幅員としては6.37あるわけです。したがいまして、整備すればE27号線は6.37メートル幅員でありまして 125メートルの道路と、こういうふうなことになるわけです。したがいまして、水路の部分が市の方に移管されまして、同様の狭隘的な道路も他にも市内に散見をされているところであります。また、御質問にありましたように、体育館を含む周辺の環境整備ということで、利用や道路の交通状況、それらが今後どういうふうに変化していくかというような部分を十分に判断していかなければならない、こういう問題もあるわけです。したがいまして、御質問にもありました、今後実施計画などにというふうなことでありますが、慎重にその実態を見きわめながら、道路の整備への緩急順序や体育館の利用状況等に改善すべきものというようなことの認識に立てば、その時期にはきちっとして計画に乗せるような努力をしていきながら対応に努めたい、このようなことでありますのでよろしく御理解いただきたいと、このように思います。 ○議長(比留間市郎君) 原田君。 ◆11番(原田拓夫君) 対応に善処していただきたいと思います。 次に、ジョギングコースを今第四老人福祉館に通う高齢者の方々が利用しておりますが、できれば狭い歩行者専用でもいいですが、西側にジョギングコースと並んで通路を、並行してつくっていただきたいと思うんですが、そういうことは可能なことなんでしょうか。 ○議長(比留間市郎君) 生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(川島淹良君) ただいまのランニング走路の部分を分けてというお話ですけれども、当面あの幅員が4メートルございますので、それらの状況を見ながらいろいろ今後考えていく部分があれば考えていきたいと思いますが、現在のところそんな頻繁に歩行者が通っているわけではございませんので、現在のところは現状のままでいきたいというふうな考え方でございます。 ○議長(比留間市郎君) 原田君。 ◆11番(原田拓夫君) 今後の推移を見ながら善処していただきたいと思います。 以上で終わります。    ------------------------------ ○議長(比留間市郎君) 次に、比留間一康君の発言を許します。比留間君。         (1番 比留間一康君登壇) ◆1番(比留間一康君) さきに通告してあります日産村山工場の跡地について、4項目について質問いたします。 私は、この日産跡地42万坪は我が市にとりまして、中央に位置する重要な土地、問題と考えております。立川市にしても、今までは北に突き出た辺境とは言いませんが、余り重要視していない土地ぐらいに思っていたと思いますが、真如苑が買収したということで、現在では大いに関心を持っていることと思います。そこで、お聞きします。 1点目、真如苑を入れた5者協議会の話し合いはどこまで進んでいるのか。 そして、日産自動車が計画しているカレスト事業や、我が市が計画している病院建設のためにも、2点目としてインフラ整備の計画はどうなっているのか伺います。 そして3点目、立川市との行政界の変更はいつごろできるのか伺います。 この問題は、我が市から積極的に立川市に働きかけていくべきと考えておりますが、市の見解を伺います。 そして4点目ですが、体育館やグラウンドの市民の利用はいつまで利用できるのかですが、これはさきの広資料第98号で理解しておりますが、期限はいつまでと限られておりませんので、念のため真如苑はどのように考えているのか、お伺いいたします。 以上でございますが、再質問は自席にてさせていただきます。 ○議長(比留間市郎君) 答弁願います。市長。 ◎市長(荒井三男君) それでは、1点目についてお答えいたします。 日産自動車村山工場跡地につきましては、平成14年3月に当該工場跡地の約42万坪の敷地のうち、跡地南側約32万坪について、日産自動車株式会社と宗教法人との間で正式に土地売買契約が締結され、平成14年9月6日付で引き渡しが済んでいることは、既に御案内のとおりでございます。その後、同宗教法人を加えた日産自動車村山工場跡地利用協議会、いわゆる5者協議で、工場跡地利用計画の策定に向け、平成13年11月に発表した日産自動車村山工場跡地利用協議会の中間整理の考え方に沿った土地利用について、取りまとめを行っているところであります。 続いて、第2点目についてお答えいたします。 都市基盤整備の計画ですが、庁内の跡地利用検討委員会の下部組織である都市整備検討部会において、道路、上、下水道等基幹的公共施設の計画、整備、また跡地の望ましい利用方法等について、現在調査、検討するとともに関係機関と協議中でありますので、御理解のほどお願い申し上げます。 続いて、3点目についてお答えいたします。 日産自動車村山工場跡地は、本市と立川市にまたがる広大な敷地であり、現状では行政区域界が複雑に入り組んでいることから、今後の土地利用いかんによっては、市民生活に与える影響も予測されるところであります。いずれにいたしましても行政区域界の変更につきましては、日産自動車村山工場跡地利用協議会等における協議の場を通じ提起してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどお願い申し上げます。 続いて、4点目についてお答えいたします。 宗教法人が、旧日産自動車村山工場の体育館、グラウンドを初めとする福利厚生施設を暫定的に地域住民に無償で貸し出しを行うことにつきましては、平成15年2月27日付広資料第98号でお示ししたとおりでございます。また、利用の期限等については宗教法人の土地利用動向により今後明らかにされてくるものと考えておりますので、御理解のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 比留間君。 ◆1番(比留間一康君) 何点か再質問させていただきます。 まず1点目なんですが、5者協議会、13年11月の中間整理に基づいて話し合いを進めているという答弁ですが、最近いつごろ5者協議会は開かれましたでしょうか。また、その内容がわかりましたらお願いいたします。 ○議長(比留間市郎君) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(藤野勝君) 5者協議会につきましては、昨日都庁で午後1時から開催された、合計10回目の会議でございます。また、内容につきましては、先ほど市長が答弁させていただきました中間整理の考え方に沿った土地利用についての取りまとめを行ったものでございます。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 比留間君。 ◆1番(比留間一康君) その取りまとめの内容といいますか、さきに議会にも報告があった中間整理、南北に道路を1本、東西に2本入れると、そういうような道路の位置とかはまだ具体化してないんでしょうか。 ○議長(比留間市郎君) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(藤野勝君) 5者協議会の中では、具体的に道路の位置づけとか、公益的施設の位置とかは、協議会の中では議案として取り上がっておりますが、皆さんの前にお示しできる段階に至っていないという内容でございますが、近々の日にちの中で、考え方に沿った土地の利用方法が御報告できるかと思っておりますので、その中にはそのような内容が示されているということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(比留間市郎君) 比留間君。 ◆1番(比留間一康君) 昨日あって、まだ議会に報告できるところまで詰まってないというようなことで理解しておきますが、いずれにしても2点目にも絡むんですが、日産もカレスト事業、我が市も病院、順調にいけば早ければ来春にも建設に着手しようかという予定になっているわけで、道路がとにかくはっきりしないことには上、下水道を初めインフラ整備も進まない、そういうことは当然わかるわけですので、基本的な道路等を早目に決める必要があるのではないかと思っております。そういう点で、5者協議等頻繁に我が市の方からもお願いして進めていただけたらと、そのように思っております。実際、あれですか、日産のカレスト事業は、早くの話ですとことし11月ごろにもう着工したいような日産の意向をちらっと聞いたんですが、日産からはそういうお話は我が市の方へ来ておりませんか。 ○議長(比留間市郎君) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(藤野勝君) カレスト事業におきましては、内容的には座間カレストと同等のような内容の規模で中古車、新車販売等が行われるように伺っています。その時期につきましては、武蔵村山病院の進行と同時期にあわせたような整備が行われるというふうに理解しております。 ○議長(比留間市郎君) 比留間君。 ◆1番(比留間一康君) これは私の想像ですが、日産、3000坪病院用地を提供していただいたのは、そのカレスト事業と病院と並行してインフラ整備を市側に協力していただきたいと、そういう思いがあるんじゃないかと、そういうふうに拝察されるわけですが、いずれにしても病院は市民がなるべく早くと望んでいることでございますので、道路等インフラ整備の方向性を早く進めていただきまして、病院建設等に支障のないように当局の努力を要望しておきます。 それから、3点目、この行政界の変更についてですが、実は我が市と、当時村山は町ですが、1度やっているんです。この前、企財部から古い書類を借りまして私もちょっと調べましたので報告させていただきますが、正式に承認というか効力を発揮したのは、昭和43年11月1日付です。これは、自治法第7条第1項により、そして第5項の議会の議決を経てこういうことになったわけですが、当時は村山町は高橋正緩町長、立川市が鈴木清市長、そして村山町議会が昭和43年3月16日に請願を採択し、同年6月25日に議決をしております。 また、立川市議会では昭和43年3月30日にやはり請願を採択し、同年6月26日に議決をいたしまして、そして立川市から村山町へ変更した面積が35万1192.89平米、合計 408筆。これは残堀川を含む面積です。坪数に直して約1万5022坪。そして村山町から立川市へ変更した面積が22万 8334.47平米、 189筆。これは、立川分の約65%、村山から立川へ変更した面積が3割5分ほど少ないわけですが、これはよくよく見ますと残堀川の河川を含んでいるから、こういう土地の割合になったように読めるんですが、河川は国土交通省ですか、権利はそうなんでしょうが、行政的には行政面積としては河川等も含むということらしいので、実際立川市へ村山から移動した面積がその分だから少なくて済んだということかと思います。 そして、行政界の変更した最初のといいますか、請願の趣旨がこれ今現在残堀一丁目になっておりますが、そこに11戸ほど住居がありまして四十四、五人の住民がいたわけですが、結局当時ですと立川分なわけで、子供たちの通学問題、これが村山の学校に通学できないということから、住民からの要望が出て請願という形で当時町へ出まして、それから町の方でも立川市へ働きかけて、かなり手間暇かけて行政界の変更ができて、当時の今の残堀の住民の皆さんも村山の学校へ行けるようになって非常によかったと喜んでいたというお話を、当時の話として私も聞いておりますが、そういう経過があって、1度立川市とは行政界の変更を経験しているわけです。そして、今日産の中に残っている村山分へ立川が飛び出しているといいますか、あれも旧の残堀川沿いのずっと土地なんです。最初プリンスができたときに、残堀川を今の日産の敷地の外へ曲げて変更したからですけど、もともとの土地は日産の中へ残堀川が流れていたわけで、その残堀川沿いの土地がまだ村山の中へ立川市として、かなり出っ張って残堀川のところまできているわけです。これが面積的に村山へ入り込んでいるというか、出っ張っている立川市の面積というのはわかりますでしょうか、ちょっと、それ調べてないんですが。 ○議長(比留間市郎君) 助役。 ◎助役(比留間武久君) お答え申し上げます。 ただいまの御質問にございましたとおり、足を伸ばしたような形で、この日産自動車の跡地の中へ立川の行政界が入っていると、こういうことでございまして、全体的にはこの日産自動車、約42万坪のうち6割5分ぐらいが村山で、3割5分が立川と、こういうことになっているようですが、いずれにしても、この御質問にございます行政界の変更する、これにかかわります面積については把握してないと、こういう状況でございます。いずれにしても、ただいま何点か御説明をいただいたんですが、いずれにしても、立川市と仮に行政界の変更をするにしても、土地の価格の問題、あるいはこれから跡地をどのような利用方法がされるか、それらについて上物、これらが税金の対象になってくると。こうなりますと、なかなか難しい問題等もございます。今後これらの動向を見ながら5者協議等を通じてお話をしてみたいと、このように考えておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 比留間君。 ◆1番(比留間一康君) 今、更地になっている現在が一番変更しやすい時期であるし、いずれ中へ道路を通した場合、市道になるかどうかよく承知してませんが、村山分から立川分通ってまた今度村山から立川、あるいは立川分通り抜けてまた村山と、道路にしても細切れみたいに行政界が変わって、非常にいろいろ行政的にもやりにくいというか、支障を来すようなおそれも十分考えられますから、せっかく今更地になっている時期に、ぜひ立川市の方へ働きかけて、ある程度立川分の出っ張りをとって、その分を村山の南の方を立川市へ変更して、なるべくならあんな突出した形でなく、ある程度行政界が真っすぐといっても多少はやむを得ないでしょうけれども、変更するのに今開発されないうち、これが一番いい時期だと、そういうふうに考えてますので、ぜひ担当の方でお骨折りいただいて、そして必要とあらば議会も立川市の方へまたお願いしたりして、なるべく早急にこの行政界は変更すべき、そういうふうに考えていますので、これは強く要望しておきます。 そして、最後のこの体育館やグラウンド、あるいはテニスコート、これ真如苑さんの厚意で、期限は切ってありませんが、当分市民に開放していただけるということなんですが、これはあれですか、広資料によりますと、真如苑村山施設管理事務所、これが事務等を取り扱うことになっておりますが、これ実際真如苑の職員が来て事に当たるのか、あるいは市の方にシルバー人材とか、そういう人材派遣を求めて管理するのか、そこいらはわかっておりますでしょうか。 ○議長(比留間市郎君) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(藤野勝君) 真如苑厚生施設の体育館等の施設の管理者につきましては、現在日産セキュリティ・サービスが真如苑から委託を受けて管理していると聞いております。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 比留間君。 ◆1番(比留間一康君) それは私も承知していますが、これは多分3月いっぱいで日産が撤退した以降の使用については、恐らく日産じゃなくなるんじゃないかと考えられるんです。その後どうなるのか、特にまだわかりませんか。 ○議長(比留間市郎君) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(藤野勝君) 失礼をいたしました。現に、日産セキュリティ・サービスが施設管理しておりますが、4月以降も同会社が管理をするというふうに伺っております。 ◆1番(比留間一康君) 終わります。    ------------------------------ ○議長(比留間市郎君) 暫時休憩いたします。               午前11時37分休憩    ------------------------------               午後1時01分開議 ○議長(比留間市郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 一般質問の議事を継続いたします。 次に、高橋君の発言を許します。高橋君。         (10番 高橋和夫君登壇) ◆10番(高橋和夫君) 平成15年第1回定例会に通告してあります3点についてお伺いをいたします。 まず1点目、番太池整備についてであります。 この番太池の件については、故波多野議員が何回か質問の経緯がありまして、その後大した進展もなく現在に至っているところであります。私は、この質問するに当たりことしになって3回現地に出向いており、その実態を見てまいりました。池から入谷川へ流出する堤防の箇所が長年の風雨にさらされ、堤防の部分の目に見えない下側が破損していると思われ、と同時に栓の部分も破損していると思われます。そのため、いつ行っても池から水が流出しております。近年、集中的な豪雨により堤防の横の部分も崩壊し、その場所については砕石で積み上げられ補修をされておりますが、今後本格的な工事が必要と思われます。この下流については入り自治会及び谷津、中藤団地等の住居も多く、その止水対策と、防災対策が必要と思われます。番太池を貯水槽として防火水の位置づけを行い、池の水を常備、満水にしておいたなら、市民の憩いの場所であり、魚や水鳥の楽園として一石二鳥ではないかと思います。今後の市の整備に対する考えをお伺いをいたします。 次、2点目であります。都市計画道路で、立川市旧基地内南北道路へのアクセスを、であります。 現在、当市の都市計画道路の進捗率は約62%ということで、他市に比較して進んでいる方であるということでありますが、この質問は都営村山団地西側道路より南へ、立川市内旧基地内への南北道路へのアクセスをということであります。村山団地西側道路は、北より南まで約1キロということを聞いておりますが、その延長線として立川市五日市街道まで来ている南北道路立3・1・34号線へのアクセスはということであります。立川市への申し入れが不可欠ではないかと思います。経済状況の悪い中ではありますが、これからの車社会を思うに新青梅街道より都営団地西側を通り五日市街道を横断して南北道路へのアクセスができたらこんなすばらしいことはない。今からでも検討すべきである。市の考えをお伺いをいたします。 次に、3点目であります。今後のプール建設についてであります。 ことし1月18日総合体育館がオープンをいたしました。当市の地形から言うと決して公平な配慮をした場所ではありませんが、この点については、既に十数年前場所の決定をしているのが実情でありまして、私も承知をしております。総合体育館といっても、まだプールが併用しておりません。今後、数年後にはプール建設の時期が必ず来ると思いますが、市民の中でもどうして体育系の施設は西の方ばかりと疑問を持っている方が多いと思いますが、今後プール施設建設の際には、市役所より東地域への検討をと思いますが、市の考えをお伺いをいたします。 以上、再質問は自席で行います。 ○議長(比留間市郎君) 答弁願います。市長。 ◎市長(荒井三男君) 第1項目めについてお答えいたします。 御案内のとおり、番太池は田んぼのかんがい用水としてつくられ、配水や止水の調整が行われてきたところでございます。しかしながら、現在では御指摘のとおり栓も老朽化し、壊れてしまい、配水や止水の調整ができず、このことが要因となり堰堤部分の下部が浸食され空洞化していることから、池から直接入谷川へと流水し、ため池としての機能が果たされてない状況となっております。そこで、平成15年度予算においては、池から川への直接の流水を防ぐとともに、堰堤の浸食の進行を防ぐため空洞化部分に土のうを設置する補修工事を予定しているところでございます。 続きまして、第2項目めについてお答えいたします。 御質問の旧立川基地内の立川都市計画道路3・1・34号線中央南北道路につきましては、基地跡地から立川都市計画道路3・3・3号線新五日市街道まで計画決定がなされており、そのうち基地跡地から五日市街道までの間は、幅員40メートルから60メートルで整備が完了しているところでございます。そこで、この計画路線のうち五日市街道から北へ立川都市計画道路3・3・3号線新五日市街道までの間の施工時期について立川市に伺ったところ、現在ではその見通しが明確になっていないとのことでございます。したがいまして、御質問の都営村山団地西側道路から立川方面、新五日市街道への延伸計画の必要性につきましては理解しているところでございますが、東京都、立川市との調整もあり、現時点では大変難しいと考えておりますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。 ○議長(比留間市郎君) 教育長。 ◎教育長(蛭田正朝君) それでは、続きまして第3項目めについてお答えさせていただきます。 現在、市のプールにつきましては、中村プール、野山北公園プール、大南公園プールの3カ所を設置し、多くの市民の方々に御利用いただいているところでございます。また、この3カ所のほかに、地域的な補完の意味から第九小学校、第十小学校のプールを児童の水泳指導に支障のない範囲で一定期間を一般開放しているところでございます。今後も、学校のプールを含め既存の施設の効果的な活用を図っていきたいと考えておりまして、現在のところ屋内プールを含め、新たなプール建設についての計画はございませんので、御理解のほどお願いいたします。 ○議長(比留間市郎君) 高橋君。 ◆10番(高橋和夫君) 1点目から順次質問をさせていただきます。 この1点目の件でございますけれども、もう既に亡くなられております波多野議員が何回も番太池については質問をされておりますが、一向にして余り進展がないような状況でございます。そこで、今市長からの答弁では土のうを積んで対処していくというようなことでございますけども、この修復について土のうでは、私はもう長年のいわゆる堤防の下の腐食というのか、何といったらいいのか、堤防の下の崩れですので土のう対応ということはちょっと不可能ではないかと思いますけども、いかがなもんでしょうか。 ○議長(比留間市郎君) 総務部長。 ◎総務部長(中村盡君) この土のうでございますけども、先ほど市長がお話ししましたように、補修をするというようなことを考えてございまして、ある一定の期間はこの補修で対応していきたいと、こういうふうに思っています。そこで、お話のあります不可能ではないかというようなこともありまして、これは何といいますか、補修ですからいずれ土のうですから、土のうも何ていいますか崩れるといろいろの問題が生じます。したがいまして、豪雨や長雨等による堰堤の崩壊だとか、下流への影響を防ぐため、今後実施計画との調整を図りながら、入谷川への流入調整が可能な池として栓の設置だとか、堰堤の整備をしなくてはならない時期がくるというように考えておりますので、よろしく御理解のほどお願いします。 ○議長(比留間市郎君) 高橋君。 ◆10番(高橋和夫君) 土のうを積むというのも確かに1つありますけれども、この土のうはあくまで土のうでございますし、今までかなりの破損が見受けられますので、今部長からの答弁の中で実施計画に基づいてというような、実施計画の中に入れてというようなことを申し上げましたけども、この実施計画についていつごろ本式な工事が実施計画に入るかどうか、もしわかったらお願いをいたします。 ○議長(比留間市郎君) 総務部長。 ◎総務部長(中村盡君) この実施計画による補修なんでございますけども、栓とか堰堤だとかというような形で、将来調整池となるような池に整備をするのには、ある一定の費用が必要であると考えております。したがいまして、財政上のことだとかいろいろございますので、いずれにしましても⑯実施計画に要求はしてみたいとは思っておりますけども、この辺調査費だとか設計費だとかいろいろの費用もありますので、その中で時間がかかるかもしれませんけども対応していきたい、こういうふうに考えてございます。
    ○議長(比留間市郎君) 高橋君。 ◆10番(高橋和夫君) 近年、大雨が非常に多いということで、その都度私もその現場へ行き、また入りの道路を通っていくわけですけども、その池から流出した水が生活道路のまず長靴を履いていっても、歯が立たないみたいなような水量でございます。水量としては、あの堤防の横の土どめというか、そこが流されての池からの流出でございますけども、あの量としては相当多いわけでございます。中藤団地の場所で自動車の駐車場に置いてある普通乗用車のステップへ乗るような量でございます。それらを防ぐには、やっぱり本式な工事が必要なわけでございますので、もしその水量的なもの、番太池からはどのくらいの量が流出するのか、もしわかったらひとつ教えていただきたいと思います。 ○議長(比留間市郎君) 総務部長。 ◎総務部長(中村盡君) この番太池に流れ込んでいる、流入というか入ってくる、番太池に入ってくる面積が狭山丘陵、あの付近の家屋も含めまして14ヘクタールほどあるというように認識しているわけでございます。そうしますと、この排水の量の関係でございますけども、一定の流出係数を 0.3によりまして60ミリ程度の雨でどうかというような試算をしますと、毎秒 0.7トン、毎秒当たり 0.7トンの水が入谷川に入っていっているというように計算では出てくるわけでございます。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 高橋君。 ◆10番(高橋和夫君) 先ほど14ヘクタールにも及ぶ場所からの一時的な雨水があの番太池へ寄ってきて堤防の破壊というようなことになろうかと思います。そのために、入り、谷津、中藤団地では、皆さん土のうを、もちろん消防の方の手伝いも受けて、何カ所も土のうを積む場所が出てくるわけでございますので、これは本格的な、ぜひその工事になるべく早く着手をしてもらわないと、これからの時期にもまた結構洪水があろうかと思いますので、ぜひひとつ早い時期に実施計画にのせていただいて、この整備をしていただきたいと思います。 それから、この番太池の上池なんですけども、それについては今後どんなような検討をされていくのか、わかったらひとつお願いをいたします。 ○議長(比留間市郎君) 総務部長。 ◎総務部長(中村盡君) 上池についても以前、前はこの番太池の下池、上池として水をためていたわけでございまして、全体で3595平米ございますけども、これらについてもこの調整池的な池として今後は対応していく必要があるであろうと、量的にもあるであろうと、こういうふうに考えているところでございます。 ○議長(比留間市郎君) 高橋君。 ◆10番(高橋和夫君) 私は、上池についてはいま少し市の方で手を入れて、そしてその番太池の補強的な場所として、あの場所へも池ができたらなと思います。今、現在番太池に行ってみると水の深さは四、五十センチあるのかなと思うわけです。そして、魚も確かに四、五十センチの泳いでいるのが上から見えますけども、あの番太池の沼自体もかなり埋まっている感じに見えるわけですけども、その番太池の清掃をしてからの堤防の整備と、私はそんなふうに思っているわけですけども、ぜひひとつ番太池については、村山でも唯一のあんな大きい池ですし、そしてもし完成した暁には満水に張れたら、これが防火貯水池にでもなって、皆さんの安心を求めるような場所であり、また憩いの場所としてあそこを活用したらすばらしい場所になるのではなかろうかと思いますので、ぜひひとつ市としても考えていただきたいと思います。 それから、第2点目の都市計画道路立川へ通ずるアクセスをということでございますけども、この点については私は昨年11月にある会合がございまして、そしていろいろな話の中で、村山から立川へのアクセスという形で道路ができたら、将来車社会の中ですばらしい道路ができるということで質問させていただいたわけですけども、ついこの間都市計画課へ行きまして、一番新しい都市計画の線引きした地図をいただいてまいりました。大体、村山団地西側の一番南から、目測ですけども1500メーターで南北道路へ五日市街道まで行くような感じでございます。村山の部分が約 700メーター、立川の部分が約 800メーターということで、これは立川の人とお話をして、村山からそういうことをひとつまな板の上にのせていただければ、立川の方も動く理由になるというようなお話がありましたので、私はこの問題を取り上げたわけでございます。立川へこの点について、今までいわゆる立川市の都市計画課の方へ話されたことがあるかどうか、ちょっとお伺いをいたします。 ○議長(比留間市郎君) 都市計画担当参事。 ◎都市計画担当参事(栗原和夫君) この都市計画道路、南北道路でございますけども、先ほど市長から説明をされたとおり、立3・3・3という、これは新五日市街道ということで、立川市の行政界の中を東西に五日市街道に平行している道路でございます。その道路がございまして、五日市街道までについては施工されているけども、その間は未施工ということで、立川市にお聞きしたところ、当然立川市としては都施行になるでしょうという話をされていたようでございます。そういったことを考えますと、立川市としても要望はするものの、新五日市街道の計画等を踏まえた中でされていくのかなというふうに考えております。また、それより北側につきましては、以前に構想路線としてあった話をちらっと聞いておりますが、現在そのような話は具体的になっておりません。また、参考までに村山団地の外周、西側にぶつけることもあるでしょうし、またその幅員構成によっては反対側の東側の道路にぶつけるというふうなことも考えなくはないというふうに考えています。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 高橋君。 ◆10番(高橋和夫君) ぜひひとつ、この構想路線ということの話もちょっとちらっと聞いたようなお話も今伺いましたけども、これができたら全くすばらしい道路であると思いますので、ぜひひとつ今後の課題として取り組んでいただきたいと思います。 それから、第3点目でございますけども、この点については皆さん御承知のとおり、どうも偏った施設の建設がされておりますが、これは今までいろいろな事情があって、西の方へ定着したということは私も承知をしておりますが、今後プールの建設については、この市役所よりも東の地域にぜひ建設をしていただきたいということを頭に置いてもらって、今後の検討課題にもしていただきたいと思います。 以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。    ------------------------------ ○議長(比留間市郎君) 次に、長井君の発言を許します。長井君。         (21番 長井孝雄君登壇) ◆21番(長井孝雄君) 事前に通告してありますとおり、5項目について質問させていただきます。 1項目めは、玉川上水駅の駐輪場の問題についてでございます。 平成16年には拓大一高も開設し、武蔵村山市の青少年の学びの玄関とも言える場所になるとも考えられます。そこで、3点について質問いたします。 1つは、武蔵村山市民の自転車が多数路上に駐輪している現状をどう考えるかということでございます。 2つ目は、この件に関しまして立川市、東大和市と協議した状況はどうなのか。 3つ目は、拓大一高の新築開校も来年度予定されているが、ますます深刻になると思うが、どのように考えるかということです。 第2項目めは、日産村山クラブ跡地を多目的ホールについてでございます。 これは、市長の選挙戦の公約でもありましたので質問をさせていただきます。 1つ目は、売却の可能性があると聞くが、日産の考え方はどうか。 2つ目は、地元の自治会から要望が出ておりますが、どのように考えるか。 3つ目は、緑地保全の観点から都はどのように考えているのか、お伺いいたします。 第3項目めは、学園地域の問題についてでございます。 昨年12月にも質問いたしましたが、その後の状況も踏まえて答弁願いたいと思います。 1つは、五小グラウンドの跡地の活用についてでございます。 2つ目は、雷塚公園の整備とむさしの住宅内の道路整備でございます。 3つ目は、九小周辺の道路整備ということでございます。 第4項目めは、大南公園と湖南処理場についてでございます。 大南公園については不審者がいたり、汚くて子供を遊ばせたくないとの話が多数寄せられています。また、湖南処理場については今でもこれだけ大きな施設が必要なのかとの質問が寄せられています。そこでお伺いいたします。 1つ目は、ショウブ園も含め一体の公園として整備してはどうか。 2つ目は、湖南処理場の現状はどうかということです。 3つ目は、公園を民間のNPOで管理してはどうか。 4つ目は、処理場東側道路の拡幅整備をお願いしたいということです。 第5項目めについてでございます。近隣市と合併も視野に協力をということでございます。 現在の車社会は市内のみの地域に限定されておりません。また、市民の要望は多岐にわたっており、市内の施設のみでは満足させることはできません。さらに、都市の整備についても他市と武蔵村山市との境目は道路も中断しており、活性化を阻んでおります。そこでお伺いいたします。 1点目は、各種施設使用の相互協力をということでございます。 2つ目は、誕生月健診等も連携をということです。 3つ目は、道路整備や交通に関しても近隣市との連携協力をということでございます。 最後4点目は、合併についての論議をということでございます。 以上、再質問は自席にて行います。 ○議長(比留間市郎君) 答弁願います。市長。 ◎市長(荒井三男君) それでは、第1項目めの1点目についてお答えいたします。 御案内のとおり、玉川上水駅周辺につきましては、行政区域が立川市、東大和市であり、両市の条例によりまして自転車の駐車禁止区域等が定められており、その対応、処理がなされているところでございます。市といたしましても、玉川上水駅に隣接する地域性から多くの市民の利用がなされている状況にあり、路上駐輪につきましては、シルバー人材センターへの委託による整理員の派遣や立川市及び東大和市なども連携を図りながら、その解消に努めているところであります。 次に、2点目についてお答えいたします。 協議の状況とのことでございますが、過去、多摩都市モノレールの開業に当たり、駐輪対策等の対応について協議を行った経過はございますが、今後とも機会をとらえ協議を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 3点目についてお答えいたします。 学校法人拓殖大学に対しまして、現在玉川上水駅周辺における駐輪場の実態等について説明を行い、今後予想される生徒等の自転車通学等に伴う駐輪場対策については、自校の敷地内において対応を図るよう指導を行ったところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。 続いて、第2項目めの1点目から順次お答えいたします。 日産自動車株式会社にお伺いしたところ、現時点では方向性が定まっていないとのことでありますので、御理解をお願いいたします。 続いて、第2点目についてお答えいたします。 付近住民の方々から、日産村山クラブ跡地を地域市民が活用できる多目的ホールに整備してほしいとの要望については認識をしているところでございます。そこで、庁内の跡地利用検討委員会の下部組織である跡地有効利用等検討部会で、本市にとって望ましい跡地の利用方法等、必要な事項に関し現在検討しておりますので、御理解をお願いいたします。 続いて、第3点目についてお答えいたします。 最近の開発の例で、民間が宅地開発事業を行った地域内に同様の樹林地があり、事業者が東京都多摩環境保全事務所と協議をした経過があり、その際には、既存樹林地を生かした方法で公園を計画してほしいとの指導を受けたとのことでございますので、御理解をお願いいたします。 続きまして、3項目めの1点目についてお答えいたします。 御質問の五小跡地の活用につきましては、市民の貴重な財産であることから、本年1月に旧第五小学校跡地利用検討委員会を設置し、その利用方法について検討をしております。今後は、周辺地域の課題や問題点の把握など前提条件の整理を行い、市民の意向等をお伺いし、市民にとって望ましい跡地の有効活用に努めてまいりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 次に、2点目についてお答えいたします。 雷塚公園の整備につきましては、来年度築山及び野球場周辺の園路の改修を行い、また維持管理面については定期的なごみ清掃、除草、樹木の剪定、便所の清掃等に努めるとともに、遊具につきましてもその安全の確保を図るなど適正な管理を行い、市民に親しまれ利用しやすい公園となるよう努力してまいります。 次に、むさしの住宅内道路についてでありますが、むさしの住宅は一団地の住宅施設として、昭和43年2月に都市計画決定されていることから財務省が管理をしております。しかしながら、むさしの第一住宅内の北側の東西道路や東側の南北道路につきましては、地域の生活道路として市民に利用され、改修要望も強いことから、今後も引き続き道路の取り扱いについて、財務省と協議してまいりたいと考えております。 次に、3点目についてお答えいたします。 御案内のとおり、第九小学校周辺の道路環境は、小規模な宅地開発が道路に沿って進行したため、従来の狭隘な道路が部分的に拡幅された状況にあります。一方、車両等の通行は宅地化により必然的に増加してきております。このことから、計画的な狭隘道路解消に向けての整備の必要性については認識しているところであります。したがいまして、今後市内全域についての生活道路網の整備計画を策定する中で、緩急順序を考慮しながら、実施計画に基づき整備を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 次に、4項目めの1点目についてお答えいたします。 当該処理場は、昭和36年12月に都市計画汚物処理場として都市計画決定され、昭和57年2月に立川都市計画汚物処理場湖南処理場として、面積約 7.3ヘクタールの都市計画変更がなされ現在に至っております。また、処理場敷地内の北部の一部、面積約2ヘクタールは大南公園として都市計画決定されており、湖南処理場の都市計画区域と重複しております。したがいまして、大南公園との一体利用につきましては、都市計画決定の変更が必要となりますので、今後湖南衛生組合との調整を図りながら対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、第4項目めの2点目についてお答えいたします。 湖南衛生組合のし尿処理施設につきましては、昭和36年に建設され、その後順次増設を行い、1日当たり処理能力 609キロリットルの施設となっておりましたが、昭和51年以後、3槽の施設、また平成2年に1槽が休止し、現在2槽で1日当たり 200キロリットルの処理可能な施設として運転を行っているところであります。なお、現在の1日平均の搬入量は10.9キロリットルという状況にあります。 次に、3点目についてお答えいたします。 市立公園の管理につきましては、シルバー人材センターへの委託により定期的な清掃等を行い、清潔で明るい快適な公園環境が確保できるよう努めているところであります。このシルバー人材センターへの委託につきましては、働く意欲のある高齢者に就労の機会を確保する上で大変意義あるものと考えておりますが、一部の公園では付近住民の方々により自主的な清掃活動が行われている施設もあり、感謝しているところであります。一方、海道緑地保全地域ではNPOが東京都の承諾を得て、萌芽更新等の緑地保全活動に努めていることを伺っております。このように、NPOのような非営利団体と行政がかかわることは大変意義あることと認識しておりますので、今後さらに研究してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 続きまして、4点目についてお答えいたします。 湖南処理場東側道路の幅員は5メートルとなっております。拡幅に当たりましては、道路の東側には多くの住宅が建設されており、また西側は都市計画施設の湖南処理場となっていることから、拡幅は非常に難しいと思われます。したがいまして、本道路の拡幅につきましては、湖南処理場の跡地利用の計画を見ながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りたくお願い申し上げます。 ○議長(比留間市郎君) 教育長。 ◎教育長(蛭田正朝君) それでは、第5項目めの1点目についてお答えさせていただきます。 御質問の市民が近隣の市や町の文化施設やスポーツ施設などの公共施設をその市の市民と同じ料金や条件で利用することができる相互利用につきましては、一部の自治体で実施され、市民に好評であると伺っております。このことは、市民がより多くの施設を利用できることや、施設の効率的な運営が図られることなどから、貴重な御提言として受けとめさせていただき、今後実施市の詳しい状況や近隣市の相互利用できる施設の状況などについて、情報の収集に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。 ○議長(比留間市郎君) 市長。 ◎市長(荒井三男君) 続きまして、2点目についてお答えいたします。 現在、基本健診について、近隣市の市民が双方の医療機関で相互に受診できる方法を取り入れている市もあるようでございます。こうした相互受診を行う場合、双方の市がその必要性を認識することが前提となるわけですが、そのほかにも委託単価や診査項目を初め市及び医師会との協議や調整が必要になってくるものと思われます。したがいまして、今後他市の状況なども参考にしながら研究してみたいと存じますので、御理解をお願い申し上げます。 次に、3点目についてお答えいたします。 都市計画道路や主要な道路につきましては、計画、整備の段階で関連する市町との協議を行ってきたところでございますが、施行の時期等については、各市町の財政状況や市町民の利用状況等の関係から、調整が困難な場合もございます。いずれにいたしましても今後も引き続き関係市町との連携、協力に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 続いて、4点目についてお答えいたします。 御案内のとおり、地方分権一括法による市町村の合併の特例に関する法律の改正により、平成17年3月までに合併した市町村に対しましては、合併後10年間は合併以前に受けていた普通交付税額を全額保障し、合併特例債の発行が認められるなど優遇措置がございます。また、平成13年1月、東京都において策定された市町村合併に関する検討指針において、地域的なつながりが認められる市町村のゾーニングも示されているところであります。しかしながら、合併は市民及び近隣自治体の意向が大きくかかわってまいりますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) この1項目めの玉川上水の駐輪場の問題なんですけど、私が音大のところから、あそこの自転車の数を数えたら普通の日で 507台ありました。ほとんどが武蔵村山市の自転車、路上に。整備しているのが立川の方。自転車は武蔵村山市の自転車。道路は、真ん中から右側が立川、左側が東大和。お墓ね、状況です。それで、来年度は拓大一高が来るわけでしょ。あそこに2000人ぐらい朝道路を歩くという、一部にも聞きましたけど、武蔵村山の街に2000人も朝来るというのはどこかありますか、ほかに。しかも、これから社会を担う青少年があそこに来るんです。岸の奥じゃないです。玉川上水のあそこから入ってくるんです。岸の人に申しわけないですが。大南の方から見たら奥なんです。済みません、今野さん気にしているみたいで。ですから、次代の青少年に希望を与える学びの道路です。それが路上駐輪、市長これどう考えますか。個人的で結構です。学びの、次の未来を背負う青少年が通う、そういう道路です。それが、武蔵村山市の人たちの自転車でほとんど埋まっています。道路も通れません。どう考えるんでしょうか、お答え願います。 ○議長(比留間市郎君) 市長。 ◎市長(荒井三男君) 拓大一高が来た場合につきましては、恐らく玉川上水駅で下車をいたしまして、立川市道を通りまして通学するのかなというふうに考えております。したがいまして、このことにつきましては環境の変化ということで、立川市、あるいは東大和市と十分相談をさせていただきたいと思います。御案内のとおり、立川市、東大和市は駐輪禁止条例を持っておりますので、このことにつきましても、できる限り安全確保ができるよう対応してほしいというふうな要望もしてみたいと考えております。いずれにいたしましても当該立川市道は立川市が管理する、東大和市道は東大和市が管理をする。そこに、武蔵村山市民の自転車が放置、あるいは駐輪していることにつきましては、市民といたしましても忍びない気がいたしますので、そのことのないよう十分協議をしてまいりたいと、このように考えております。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) 気持ちはわかっても、具体的にやらなければだめなんです、市長、具体的に。それで、国の方針がある程度出ました、自転車に関して。それは、民間のこういう駐輪場の施設には補助をしようという方針です。今、もう1度自転車を見直そうと。今までは排除する方向だったんです、自転車を、条例とかつくって。自転車をもう1度見直して、むしろ自転車を放置するというのは行政なり、そこの担当する方の責任であるという、こういう時代になってくると私は思います。ですから、これは村山だけの問題としてとらえないで、私は東京都にきちんと入ってもらったらどうかと思うんですけど、東京都に。今度新しくできる、生まれ変わる高校も都立でしょ、単位制高校。拓大一高は違いますけど。音大、3つの学校があそこに集中するんです。ですから、これは国や東京都も入っていただいて、きちんと対処していかないと。武蔵村山市としても、そういう対策委員会なり何なりをつくって、積極的に働かないと青少年に何だかんだ言えないと思います、私は。大人社会の問題になってくると思います。子供にきちんとルールを守りなさいと言いながら、平気で駐輪して車も通れないんです。これはまずいんじゃないでしょうか。ですから、至急この辺は東京都、あるいは国とも相談をしながらやるべき問題じゃないかと思いますけど、この辺はいかがでございますか。 ○議長(比留間市郎君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石井常男君) お答えさせていただきます。 御指摘の路上での駐輪状況については、先ほども長井議員からも御指摘がありましたように 500数台放置、とめられているということで昨日も現地を見てまいりましたところ、 450台程度の同様の状況を確認いたしました。したがいまして、今もお話がありましたが、なかなか1市のみでという対応については難しい問題でもあります。と申しますのは、どうしても駅の方に朝、早朝通勤するのに早く身近なところに置きたいという心理が働きますので、どうしても今までもほかのところへの指導やキャンペーンも行ってまいりましたが、結果的にはそういう状況にあると、こういうことです。したがいまして、拓大一高の開校ということの中では、拓大そのものも 190台程度の駐輪場を校内に設置するというような計画でもありますが、あわせまして御指摘の生徒へのという問題も含めまして、関係の機関にも働きかけをするなどしながら、この改善に努力をさせていただきたいと、このように思いますのでよろしく御理解いただきたいと、このように思います。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) 努力するというのはわかるけども、もうちょっと具体的に委員会なりつくるなりしてやらないと、努力するというのはみんな頑張りますという、それじゃやっぱり先が見えてこないので。平成16年4月ですから、拓大一高の開校は。本当に、市はこういう青少年を迎え入れるんだという、そういう思いがないと。駐輪場で道路は埋まっちゃう。車いすも通れない。普通の車なんかはとんでもないです。ちょっと異常です、あれは。これは、何が何でもやらないと恥ずかしいです、大人が。子供に何も言えません。武蔵村山市民に徹底して、まだ武蔵村山の土地のフェンスがあるところなんかは自転車あいていても先の方にとめちゃう、そういう状況もありますので、私もよくわかっていますけど、やはりそれは住民の理解を得るのも闘いですし、具体的に手も打っていかないといけないと思いますので。あそこの近くに駐車場もあるわけでしょ、西武の土地ですか。駐車場をやるんなら駐輪場をつくるべきです。この辺は本気でやってあげないと笑われちゃうなと、青少年に、こう思いますので。次の9月の議会でもまた質問します。9月じゃない6月だ、当選したら。 次、日産村山クラブ跡地でございますけど、カルロス・ゴーンさん、最初は日産村山クラブは武蔵村山に提供したいというような文書があったようですけど、何か削られているというようなことですけど、この辺の経過がちょっとわかれば教えてください。 ○議長(比留間市郎君) 暫時休憩いたします。               午後1時55分休憩    ------------------------------               午後2時32分開議 ○議長(比留間市郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 一般質問の議事を継続いたします。 先ほどの長井君の質問に対する答弁を願います。企画財政部長。 ◎企画財政部長(藤野勝君) 日産自動車村山クラブの考え方ということでございます。 村山クラブにつきましては、平成14年2月12日に日産自動車株式会社と武蔵村山市長が、売却に伴う基本姿勢を取り交わしております。その中で、村山クラブの敷地について相応の貢献を検討したいというようなお話をいただいております。現在の段階でも、その域を脱していないということでございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) いずれにしても、私が途中経過を聞いたところではどうなるかわからないと、こういうようなことでありましたので、またいろいろな情報の中でそういうことがありましたので、今聞いたわけですけど。あそこの緑地保全の可能性、ちょっともう1回東京都の考えです、この辺打ち合わせしたのかどうか聞きたいんですけど。 ○議長(比留間市郎君) 都市計画担当参事。 ◎都市計画担当参事(栗原和夫君) 現在、日産のこの跡地につきまして、東京都と緑地保全との関係で協議したことは具体的にはございません。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) いずれにしましても、先ほどの答弁では既存樹林を生かしたいという方向性が東京都はあるようですから、その辺からもよく東京都と打ち合わせしていただきたい。それから、その前の答弁でも跡地についてはまだ方向が定まってないということですから、地元の意見を尊重してきちんと相談していただきたいんですが、5者協議の中ではこの辺の話は出たんでしょうか、日産村山クラブの件は。 ○議長(比留間市郎君) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(藤野勝君) 具体的に、村山クラブとしての土地の協議には至っておりませんが、日産の跡地という部分としては村山クラブの土地も跡地の中に包含されているというところでございますけれども、現在村山クラブとしての具体的な話には至っておりません。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) ちょっと、これいつごろ出してどういうふうな今考えであるというふうな、要するに、今のところは結局地元に戻していただける、いただけないというのはわかってないわけです、そういうことですね。5者協議でも具体的に出なかったと。この辺は、今後詰めていけるんですか。ちょっとその辺、見通し。 ○議長(比留間市郎君) 病院対策担当参事(兼)跡地整備促進担当参事。 ◎病院対策担当参事[兼]跡地整備促進担当参事(布田傑君) お答えいたします。 先ほど、市長の方から答弁があったと思いますが、現在庁内の跡地有効利用等の検討部会というのが立ち上がっておりますので、その中で村山クラブの取り扱いについてを現在検討しているというところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) わかりました。いずれにしても、地元の方たちは大変要望していますので、よろしくお願いいたします。 それから、あと第3項目めの五小グラウンド跡地でございますけど、青少年が遊べる、また大人も遊べるようなグラウンドにという話もあるんですけど、この辺は多少具体的な話、利用検討委員会でされているんでしょうか。 ○議長(比留間市郎君) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(藤野勝君) 武蔵村山市旧第五小学校跡地有効利用検討委員会が15年1月31日に開催されました。それが第1回目でございますが、その中では市民の意向調査を、聴取したらどうかというようなお話をいただきまして、現在市報でも御案内したとおり、また本日読売新聞にも掲載されておりますけども、跡地利用のアンケートを聴取中でございます。その中で中間的にまとまった内容といたしましては、特に希望が多いのは土地利用について図書館の建設並びに運動場の利用、また多目的グラウンドへの利用というような3つの希望が寄せられてるような現状でございます。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) わかりました。あと、雷塚公園ですけど非常に水はけが悪いんです。この辺は、非常に要望が強いんですけど、いかがでございますか。 ○議長(比留間市郎君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石井常男君) お答えさせていただきます。 雷塚公園の特に南側の方の部分ですが、御指摘のとおり非常に水はけが悪い状況にあります。したがいまして、それらを改善するには施設内への吸い込みの設置などが必要ということになるということですので、いろいろとどの程度の雨量が状況としてたまるのか、あるいはどのような支障があるのか、どの程度の吸い込み槽の設置が必要かと、こんなふうなことも今後検討をしていかなければならないというふうには考えております。いずれにしても、当面その実態については調査をしている段階でありますので、しばらく時間をいただきながら対応に努めてまいりたいと、このように考えております。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) この問題は大分前から言っているので、調査なんていうのはもう終わっているはずなんだけど。今さら、調査ということはないと思うんですけど。 それから、あとむさしの住宅の道路です。これは本当にあれです、市長この財務省の対応、これどうしますか、あのでこぼこ。市長が言っても全然聞いてもらえないですか、これ。あの道路、歩道。何回も言ってますけど、財務省は市長が言っても全くあれですか、関係ないんですか。ちょっと市長よろしくお願いします。 ○議長(比留間市郎君) 市長。 ◎市長(荒井三男君) お答えをさせていただきます。 御案内のとおり、この団地は一団地経営計画、都市計画決定がなされておりまして、当該道路につきましては住宅の中の道路と、こういう位置づけがなされているわけでございます。したがいまして、御案内のとおり管理者は財務省関東財務局が管理をしている、こういう状況でございます。そこで、この他人の道路をどうするかというふうなことでございますが、第一義的には関東財務局にお願いをして、道路整備をお願いするというのが筋でございます。したがいまして、今後市長名を持ちましてお願いをしてみたいと考えております。それでも不十分だということになりましたら、また別の方法を考えてみたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) 私も、日本の国にこんなことで言うのはあれですけど、とにかく自分の天下り先を見つけてくれるような政治家の一言で、多分あしたで直っちゃうと思うんです。私は、この1点だけ見てもいかに国のお役人さんが市民の声を聞かないのかというのを端的にあらわしています、あそこは。びっくりするぐらいです。ぜひ、頑張ってもらいたいと思うんですけども。 あと、九小周辺の道路整備ですけど、特に宮崎議員からも質問が上がってますけど、学校通学路、メディアのところは通学路にもなっていると思うんですけど、非常にあそこは歩道に車乗り上げたり、あと九小の東側ですか、クランクになっている道路です。あそこも全く狭隘道路になっています。この辺の解決の方法は今どのように考えておりますか。 ○議長(比留間市郎君) 都市計画担当参事。 ◎都市計画担当参事(栗原和夫君) 九小のメディアからの入り口につきましては、後ほど管理課の方から説明があると思うんですけど、現在地主さんが一部下がっていると。その北側に水路等の敷もございますので、一部については地主さんとの交渉を進めていきたいというような話でございます。 また、九小の東側の方でございますが、御存じのとおりもと農地だったところを宅地化したものでございますので、非常に狭い道路が多いということで、これにつきましては市全体の道路計画、生活道路の計画がございますが、それを作成しながら、緩急順序をもって整備をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) 最初のちょっとメディアのところ何て言ったんですか、よくわからないんですけど。ゆっくり言ってもらえますか。 ○議長(比留間市郎君) 都市計画担当参事。 ◎都市計画担当参事(栗原和夫君) 都道からメディアの入り口の部分でございますが、現在メディアさんが一部敷地を下がっております。それから一部中へ入ったところにつきましては、道路に並行して水路が残っているということがございます。そういった意味で、その関係地主さんと協議を進めながら拡幅について検討していきたいということでございます。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) 多分、あそこは通学路にもなっていると思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。 それから、4項目めの処理場の問題です、湖南処理場。この前もちょっとお聞きしたらバキューム大体5台ということです。あそこの東側の道路、この4点目にも書いてございますが、非常に道路の通行量が激しい、立川の抜け道です。私があそこに子供がいたり孫がいたら本当に危険で歩かせられないぐらいの道路です、交通量も多くて。ですから、これは至急検討しなきゃいけない場所じゃないかと。特に、団地東から抜けて大南公園、処理場、それからエステート、それから音大のふちを抜けて立川に行く道路。これは、立川と相談をしながら処理場も含めてきちんと整備をしなければいかぬ、もう1回。さっきの答弁では難しいという話をしましたけど、難しいとか難しくないというのは、それは行政のやり方が難しくしているんです。使ってない公園を遊ばせて、危険な道路を子供を通させていると。どっちが大事なのか。難しいのは行政が勝手に都市計画とか決めて難しくしているだけなんです。1番大事なのは市民の生命、安全を守るということですから。難しい、それ自分たちで決めた法律で難しくしているんですから、変えればいいんですから。何も難しくないじゃないですか。だれかが、天の神様が来て決めたわけじゃないんですから。みんなで変えればいいんですから。考え方がおかしいんです。難しい。都市公園になっているから難しい。変えればいいんです。この辺どうですか。 ○議長(比留間市郎君) 都市計画担当参事。 ◎都市計画担当参事(栗原和夫君) この道路につきましては、行政界をまたがりまして、立川市ともつながっているわけでございますので、立川市につきましては通称平成新道という12メートル道路が、立川市の中で12メートルで整備されております。それから、武蔵村山市の行政界までについて立川市にお伺いしたところでございますが、生活道路の整備ということで、現在立川市では 6.5メートルから 7.5メートルに拡幅しているんだということで、当面はそれ以上の整備は予定がございませんという話がございました。当市につきましては、行政界から、一部狭いところがあるんですが、湖南処理場までの北に向かってる区間につきましては、うちの方の幅員につきましては、同じく大体 6.5から 7.5メートルぐらいの幅員になっております。 そこで、今の湖南処理場のわきにつきましては、湖南処理場が都市計画法に基づきまして、都市計画決定されている区域だというふうになっております。先ほど市長がお話ししたとおり、道路の反対側、いわゆる東側につきましては宅地開発がかなり進んでおりまして、なかなか拡幅が難しいのかなという現状にございます。そういう中で、湖南処理場の方については、おおむね5メートルしか幅員がないわけでございますが、湖南処理場の都市計画変更等にあわせて、土地利用を含めた協議の中で拡幅をしていく必要があるのかなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) いずれにしても、難しいことをくどくど言ってますけど、湖南処理場は5台しかバキューム入ってないんです。簡単です。何であんな広い土地が必要なんですか、処理場に。それで、いや、関係市がある。もし、関係市があったらバキューム入れさせないんです。そのぐらいの市の言うことも、今まで迷惑施設受け入れてきたんですから、大南には関係市の汚水も穴に埋めたり大変です。武蔵村山は、大変な皆さんに貢献してあげたと私は思っています。ですから、そのぐらいのやっぱり主張をしていかないと、こちらが。そして、確かに東側は宅地開発されました。そのかわり、あの処理場何にも使ってないんですから、ほとんど。こんなばかな話ないです。それで、あそこを抜けて、エステートを抜けてあの立川の境、電信柱があってあそこなんか人が通れるようなところじゃないです、あれ。いずれにしても、きちんと検討してもらいたいです。それは、難しいというのは、我々が決めたんですから。東京都が決めたと思うから難しいんです。東京都が決めたというのは都民のために決めたんですから。都民が主役ですから。都民がこれはいけないと思ったら変えればいいんですから、都市計画なんていうのは。何か都市計画が公園で決まっている。変えればいいんです。だれかが決めたんでしょ。だめです、そんなのは。もう1度検討してもらいたいと思います、ここは。じゃもういいです。 5項目めです。 各種施設使用の相互協力をということですけど、今度、岸の方に体育館ができました。大南の方に聞いたら、私たちは岸の方の総合体育館に行きませんと言うんです。立川や東大和の体育館に行きますと言うんです。また、子供はまず行かれませんと言うんです。わかっていただけますか、大南に住んだつもりで。 それから、図書館なんかも、もう大和とか立川へ行った方がいいですと明確に言っています。市民意識がなくなりつつあります。そんな時代じゃないんです。我々だけが、こっちは立川だこっちは村山だ大和だ瑞穂だってね。恐らく、瑞穂の町民にとっては総合体育館どんどん岸のを使いたいと思います。そういう時代に入ってきていると思うんです。ですから、これはやはり連携をとって相互協力できるようにしないと、市民サービスができないと思いますので、これはぜひ検討してもらいたいと思います。ほかの市が考えなくても、村山発進でどんどんやってもらいたいと思います。 あと誕生月健診、実は、武蔵村山の東側の人たち、村山団地とか大南に接している人たちは大和の病院で健診を受けたいと言うんです、誕生月健診を。なぜかというと、かかりつけ医が大和の病院になっていると言うんです。これは、切実な市民の訴えでございました。この辺、もうちょっと検討したのかどうか。今後どうするのかお話ししていただけますか。 ○議長(比留間市郎君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(川島秀則君) 誕生月健診の関係につきましてお答えを申し上げさせていただきます。 現在、26市の中でこの誕生月健診、基本健康診査でございますけども、他市と共同で実施しておる市につきましては、国分寺市が大分前から小平市とやっておるようでございます。また、国分寺市につきましては来年度から一応小金井市とやるといったような状況にあるようでございます。また、小平市でございますけども、小平市は国分寺市と、それから東村山市ですか、こちらの方と一応相互でやっていらっしゃる。この関係につきましては、以前にもそういった向きの話があったようでございます。そこで、今所管として考えている部分でございますけども、5月に保健衛生業務運営委員会というのがございます。そこで一応こういった他市の状況もございますもんですから、御質問の点も含めまして、その席で医師会の方にお話をしてみたいと、このように思っております。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 長井君。 ◆21番(長井孝雄君) これ、具体的な1つなんですけど、大南あたりはやっぱり、団地もそうでしょうけど、大和とか立川と連携したいんです、地理的に。ですから、市の境がここだなんてもう考えていること自体がおかしいんです。車社会でもありますし。ですから、今いろいろなところで広域行政圏というのが考えられていますけど、武蔵村山発でいいですから、どんどんどんどんそういう情報を流して検討していかなければいけないと思うんです。 道路の問題にしても、全部先ほど高橋議員からも質問あったけど、立川と村山と分断されている。特に、大南の方たちの話を聞くと、もう武蔵村山市民意識がなくなりつつあるんです。市役所は、何か田舎の方にありますという感じで、こちらの方に言ったら怒られるかもしれませんけど、そういうふうに言っているんです。事実ですから。議会で言ったのは責任問われないんです。判例が出ましたから、心配ないんです。熊本で。大丈夫です。これ、職務行為に当たるということで。だから、大南の方はこちらの方を田舎の方といっているんです。市民意識がなくなりつつあるんです。私も、特に大南四丁目、五丁目、道路最悪です。恐らく、道路管理課も来たくないとこじゃないでしょうか。大和の市役所に頼もうかというぐらいですから。本当です。ですから、広域行政圏というのに本気で取り組まないと、市民サービスができなくなります。これはっきり申し上げておきますから。モザイク型の入り組んだ、こういうのじゃいけないと思います。 最後に、合併についてでございますけど、私は東京都でだれも言っている人いないといいますけど、どんどんどんどん市長言うべきだと思います。市民の立場から。そういう時代だと思います。広域とまた小さいところと両方兼ね合わせていく、ダイナミックになるんです。そのかわり市長は1人になるんですけど。それはやむを得ないけど。そういうぐらいな検討が必要じゃないかと思いますので。 以上でございます。    ------------------------------ ○議長(比留間市郎君) 次に、籾山君の発言を許します。籾山君。         (15番 籾山敏夫君登壇) ◆15番(籾山敏夫君) 既に通告しております4項目について、順次質問をいたします。 1項目めについては、介護保険について伺います。 新年度からの保険料見直しについては、第1に今日の高齢者の置かれている状況を考え、保険料引き上げは慎重に行うべきだという問題です。 第2に、第1段階、第2段階の減免、減額制度の導入です。 第3に、ホームヘルパー利用料3%の据え置き問題です。 既に、介護保険事業計画策定懇談会から報告書が出され、それを受けて条例の一部改正も可決されています。改めて市の対応を伺うものです。多くの議員から意見や要望が出されておりましたように、20%を超える保険料の引き上げは、多くの高齢者にとって日常生活を圧迫する大きな負担となるものです。昨年6月時点での厚生労働省調査では、第2期介護保険料の全国平均が3241円になるとの見通しを発表しておりますが、我が市の保険料は全国平均をも年額で4700円も上回っています。介護保険特別会計の補正予算審議の中で明らかになったように、現在の保険料ですら滞納分が1603件、 666万円となっています。新年度からの保険料引き上げで、払う意思がありながら払えないという滞納世帯は確実にふえるのではないでしょうか。今、高齢者を取り巻く状況は昨年10月からの新たな医療費負担、頼みの綱である年金の 0.9%削減に加え、介護保険料の負担増は高齢者の方にどっしりとのしかかってきています。家族介護から社会が支える制度へなどのうたい文句で導入された介護保険制度でありますが、高過ぎる保険料、利用料のために高齢者に生活不安と苦しみを与えるものとなっています。介護保険は、もともとサービス量や事業者への介護報酬が上がれば、保険料、利用料にはね返るという根本的な矛盾を持って出発した制度です。この矛盾が端的にあらわれたのが今回の保険料引き上げです。自治体や担当者の努力では対処できない介護保険制度の根本的欠陥であります。 日本共産党は、介護保険料の引き上げを抑制するためには、何よりも国が第一義的責任を果たすべきだと考えております。現在、介護保険への国の負担は給付費の25%とされていますが、このうち5%は高齢者の比率が高い自治体などに重点的に配分される調整交付金です。すべての自治体に25%が交付されるなら、高齢者の保険料を大幅に軽減することができます。だからこそ、全国市長会、全国町村会もこの調整交付金を25%の枠外にしてすべての自治体に最低でも25%が交付されるよう繰り返し要望してきています。国の負担をわずか5%引き上げるだけで、高齢者への新たな負担を避けることができます。 武蔵村山市議会は、昨年12月介護保険制度の改善、充実を求める意見書を圧倒的多数で可決をし、国の機関に送りました。行政としても特段の努力と関係機関への働きかけをお願いするものであります。 次に、保険料の減免制度についてです。 この3年間、独自の保険料減免制度をつくった自治体は 431に広がっています。しかし、多くのところはわずかな預貯金があれば減免の対象にしないなど条件が厳しく、ごく少数の人しか適用されていないのが実態です。さきに、議案として出された介護保険条例の一部改正の質疑の中でも、同様な市の減免規定に対して、実効ある減免規定にするよう多くの議員が発言をいたしました。助役は、検討する旨の答弁をいたしましたが、低所得者を救済するための実効ある減免制度の実現を急ぐべきであります。特に、その中で注意しなければならないことは、厚生労働省が自治体に押しつけてきている3原則をはねのけることができるかどうかが大変重要な問題です。担当部長も認めているように、これは単に厚生労働省の見解にすぎません。介護保険は、市町村の自治事務であり、国の権力的な関与が及ばないものです。政府ですら3原則は地方自治法上従う義務はないと認めています。高齢者の76%が住民税非課税者と言われています。低所得者の対策を確立することは、介護保険制度存続の不可欠の条件であり、本来国がやらなければならない問題であります。みずからの責任を棚上げし、低所得者の救済に努力をしている自治体に水を差すような干渉はきっぱりとはね返し、自治体が住民、とりわけ収入の少ない高齢者の生活を守る役割を果たすことを強く求めるものです。 次に、訪問介護利用料3%の継続を求める問題です。 国がまともな対策をとらない中、独自の利用料減免制度を持っている自治体は 825に広がっています。しかしながら、政府は、特別対策として実施してきた低所得者の訪問介護の利用料3%を6%に引き上げるとしています。すべての在宅サービスの利用料を3%に軽減することが求められているこのとき、利用料の引き上げではますます利用する機会を奪うことになってしまいます。市が独自に行ってきたホームヘルパー利用料3%軽減措置は、多くの低所得者の方から歓迎されてきています。昨年、高齢者医療が改悪され負担増から在宅医療が受けられないという事態も広がってきており、在宅医療や訪問介護が負担の心配なく受けられるようにすることは緊急の課題であります。介護と医療の連携という観点からも、国や自治体が特別に負担軽減を図る措置をとることが求められています。既に、国立市や国分寺市は一般財源を投入しても、利用料3%を守ると言明しています。我が市における対応を伺うものです。 2項目めは、日産クラブ跡地の利用について伺います。 第1に、今日まで日産自動車とはどのような話し合いが行われてきているのか、具体的な譲渡条件、時期、今後の話し合いの計画について伺うものです。 第2に、跡地の利用に当たっては、市民の声に耳を傾けることは当たり前のことですが、市民の中に飲食のできる市民の交流施設を望む声が数多く出されています。実際に、市民が飲食を伴う交流を計画すれば、市の施設としては市民会館展示室、あるいはまた地区集会所などごく限られた場所だけです。自治会や老人会規模で計画すれば、有料で会場を探さなくてはなりません。このような住民の声を市はどう受け取っているのか、考えと対応をお聞きするものです。 3項目めは、教育環境の充実について伺います。 第1は、市独自に学級編制ができる条件を生かした少人数学級の実現であります。 第2は、全小、中学校の耐震診断計画についてです。 第3は、校庭散水機の計画的実施について。 第4は、普通教室の冷房化の計画を伺うものです。 これらの問題は、繰り返し議会でも取り上げ、市議会としても請願、陳情の採択、意見書を可決してまいりました。まず、少人数学級の問題です。教育委員会は、これまで少人数学級を求める声に、少人数授業との教育効果を見きわめる必要があるとして、少人数学級に対しては消極的姿勢に終始しています。私は、9月議会で埼玉県志木市の教育委員会、12月議会では山形県教育委員会がまとめました少人数学級の教育的効果を紹介し、我が市での実現を求めてきました。小学校低学年で30人規模学級編制授業を進めている長野県教育委員会が、信州細やか教育プランの成果をまとめています。 かいつまんでその中身を紹介しますと、1学級当たりの児童数が38人から28人に変わり、どのような変化があらわれたのかをまとめています。まず、子供たちの様子では、落ちついて学習に取り組んでいる。先生の話を集中して聞くようになった。発表回数の増加、教室内の整とんがよく、けがも少ない。また、担任の反応では、きめ細かに手を入れて指導ができる。理解がおくれぎみの子供への対応も早い。そして、保護者の反応では、子供が学校へ行くことを楽しみにしている。この授業はぜひ継続してほしいなど、ある学校からの変化の様子を紹介しています。子供たちの様子、先生や保護者の反応も教育的効果を生き生きと報告をしています。 市教育委員会は、情報を収集して研究したいと、12月議会での答弁がありました。当然、これらの資料にも目を通していると思いますが、少人数学級導入による教育的効果を上回る少人数授業の教育効果の報告はどこから出されていますか。少人数学級の流れが、全国的にも本流となっているからこそ、文部科学省も法律を改正して、自治体独自で少人数学級が実施できる道を認めたのではないでしょうか。教育委員会の勇気ある決断を強く求めます。 次に、耐震診断、校庭散水機、普通教室冷房化計画です。 私たちは、すべての子供が心身ともに健やかに育ってほしいと願っています。そのために、子供たちが日中の大半を過ごす教育現場の環境の改善が不可欠です。いざ災害ともなれば、住民の避難場所となる校舎が地震に耐えられるかどうかもわからない。そういう状況がいつまでも続くということは、結果的には子供たちの命と安全という問題をどうとらえているのか、そのことが問われております。土ぼこりの舞う校庭に子供たちを立たせることが、子供たちの健康にプラスになることは絶対にありません。子供たちを35度を超える教室に押し込めて、勉強に集中しろと説いても集中できるはずがありません。週5日制になって低学年でも5、6時間目までの授業がふえ、暑い教室での授業は子供たちの大きな負担になっているばかりか、健康への影響も無視することはできません。国の補助基準の厳しさ、財政問題など困難な状況も十分理解をしております。そしてまた、そういう困難な状況のもとで真剣に問題に取り組んでいる職員の努力には感謝もしています。それでも、なお今日の到達点を見るならば、状況の放置は決して許されるものではありません。根本的、そして計画的な改善策を求めるものであります。 4項目めは、大南、学園地域の道路改修、雨水対策の問題であります。 関係職員の大変な努力で広く改善がされてきておりますが、今なお道路の陥没や雨水があふれる箇所が少なくありません。浸透ますの定期的な清掃を含め、生活道路の定期舗装こそ、雨水対策は緊急の課題となっています。特に、雨水問題はこれまでも立川市民から繰り返し改善の要請がされてきています。市の根本的対策を求めるものです。 なお、再質問については自席で行います。 ○議長(比留間市郎君) 答弁願います。市長。 ◎市長(荒井三男君) それでは、第1項目めの1点目から順次お答えいたします。 御案内のとおり、本市における介護保険料につきましては、平成14年5月に武蔵村山市老人保健福祉計画及び介護保険事業計画策定懇談会を設置し、ミニシンポジウム1回を含む延べ11回の協議をいただき、慎重審議され、去る2月10日に報告がなされました。この報告書の中では、平成15年度から17年度までの3カ年間で約63億8000万円となり、この事業費から算定される基準介護保険料は月額3633円で、現行保険料3018円に対し 615円、割合で20.4%の増となっております。そこで、当該報告を尊重し、本市における介護保険料率を設定いたしましたので、御理解をいただきたいと存じます。 続いて、第2点目の減免制度につきましては、国の3原則を遵守する中で今定例会におきまして、介護保険条例の一部改正をお願いしたところであります。そこで、具体的な内容につきましては、今後規則を整備する中で慎重な対応を図ってまいりたいと考えております。 続いて、第3点目についてお答えいたします。 御案内のとおりこの施策につきましては、介護保険制度発足時における全国一律の激変緩和措置でありますことから、本市といたしましても今後国の施策どおりの内容で実施していくことを考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。 続いて、2項目めの1点目、2点目についてあわせてお答えいたします。 市といたしましては、庁内の跡地利用検討委員会の下部組織である跡地有効利用検討部会において、村山クラブの取り扱いについて現在検討しているところでございますので、今後これらの検討結果を踏まえ、日産自動車株式会社と話し合いを進めていきたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。 ○議長(比留間市郎君) 教育長。 ◎教育長(蛭田正朝君) それでは、第3項目めの1点目についてお答えをさせていただきます。 小、中学校の学級編制は、東京都公立小、中学校学級編制基準に基づきまして、1学級40人を基準として年度の編制を行っております。東京都教育委員会では、国の第7次義務教育諸学校教員定数改善計画を活用し、教員定数の加配を行っており、本市では少人数指導及びチームティーチングとして15年度には小学校9名、中学校8名の教員加配を受ける予定となっております。御案内のとおり、基礎学力の向上には学校におきましてきめ細かな指導を充実することが不可欠であり、このため教科等の特性に応じて学級編制と異なる学習集団を編成して、少人数指導を行うなどの具体的な取り組みに努めているところでございます。さらに、本市では学校いきいきプランとして、全小学校に児童の教科指導等の補助職員を配置し、児童一人一人に目の行き届く教育に努めているところでございます。御質問の少人数学級につきましては、今後とも国や東京都の動向を踏まえながら、情報収集を行い、教育効果等について引き続き研究してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。 次に、2点目についてお答えをさせていただきます。 学校施設は、児童、生徒が1日の大半を過ごす生活の場であると同時に、地域住民の応急避難所の役割を果たしていることから、大変重要であると認識をしております。そこで、全校の耐震診断計画でございますが、現在14小、中学校のうち7校が耐震診断実施済みであり、今後平成15年度に1校、16年度に2校、17年度に1校、それぞれ耐震診断を実施する予定になっております。また、耐震補強工事につきましては現在3校が完了しており、今後平成15年度に1校が完了、17年度に1校が着手予定となっております。いずれにいたしましても今後逐次実施計画に基づきまして、全校耐震診断並びに耐震補強工事の実施に努めてまいります。なお、耐震診断の結果、1校につきましては耐震補強工事必要なしとの診断結果が出ております。 次に、3点目、4点目についてあわせてお答えをさせていただきます。 学校施設の整備につきましては、機能性と同時に快適性を備えた環境整備が求められます。そこで、校庭の散水機の設置についてでありますが、その必要性は認識しており、平成17年度に2校に設置し、その後逐次実施計画に基づき設置してまいりたいと考えております。また、普通教室の冷房化につきましては、現在国の補助事業としての考え方は、大規模改造事業の中で行う事業とし、ヒートアイランド現象地域を優先とすることとしております。いずれにいたしましても普通教室の冷房化につきましては、保護者や児童、生徒の中にも、その是非について意見が分かれるところであり、今後国や東京都、他市の動向を踏まえながら、教育の立場から慎重に研究してまいりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(比留間市郎君) 市長。 ◎市長(荒井三男君) 続きまして、第4項目めについてお答えいたします。 市道の道路整備及び雨水対策につきましては、実施計画に基づき計画的に実施しているところであり、浸透ます等の維持管理につきましても、市内全域を対象に毎年定期的にしゅんせつを実施しております。そこで、御質問の大南、学園地区の道路改修、雨水対策につきましても、計画的にその対応を図っているところでありますが、御承知のとおり当該地域の雨水処理につきましては、終末水路等がないこと等の地域性もあることから、そのすべての処理が浸透ます等の設置により対応することは困難性もありますが、既設の浸透ますの定期的な清掃を含め必要な改善に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 籾山君。 ◆15番(籾山敏夫君) 第1点の1項目めの介護保険の問題、これは保険料減免の問題については、条例の一部改正のところでも意見を言いましたのでいいとして、利用料の問題です。 新年度からヘルパーの利用料は6%と。これを3%に据え置いて頑張るという自治体、これはどこがありますか。 ○議長(比留間市郎君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(川島秀則君) お答え申し上げます。 3%の据え置きの自治体でございますけども、武蔵野市、三鷹市、国分寺市、国立市、4市となっております。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 籾山君。 ◆15番(籾山敏夫君) 今現在、このホームヘルパーの利用料を受けている、要するにホームヘルパーを利用している人数、これはすぐ数字は出せますか。 ○議長(比留間市郎君) 暫時休憩いたします。               午後3時25分休憩    ------------------------------               午後3時47分開議 ○議長(比留間市郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 一般質問の議事を継続いたします。 先ほどの籾山君の質問に対する答弁を願います。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(川島秀則君) それでは、先ほどの籾山議員さんの御質問につきまして御答弁をさせていただきます。ことしの1月時点というとらえ方でお答えをさせていただきます。 国の特別対策、いわゆる激変緩和策の対象者といたしまして、高齢者の方につきましては51人、障害者の方につきましては49人、合計 100人。それから市の方の一般施策として対象となっております方が 108人という状況になってございます。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 籾山君。 ◆15番(籾山敏夫君) 人数についてはわかりました。これを引き続き3%に据え置くという場合、新年度予算に出ているのかどうかわかりませんけども、市からの例えば持ち出しが幾ら程度になるのか、当然計算されていると思いますので、それを教えていただけますか。 ○議長(比留間市郎君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(川島秀則君) お答えを申し上げます。 一般予算の数字で申し上げさせていただきますとよりわかるのではないかと思いますので、人数的にはほとんど移動がそんなにないのかなと、こう思っております。その中で、平成14年度と15年度の予算の額の比較ということの中で申し上げさせていただきますと、平成14年度は市の負担が1008万ほどになってございます。それに対しまして、15年度は 709万2000円ということでございますので、 300万というのが1つの金額になってくるのかなと、このように思っております。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 籾山君。 ◆15番(籾山敏夫君) 据え置くとなれば、これは利用者はこれからどんどんふえていくだろうというふうに思いますので、この金額ではおさまらない形にもなってくるのかなという気はしていますけども、しかしそういう中でこの制度3%に、新規の人たちを含めて3%に据え置くというこれを判断したとき、2年何カ月前ですか、この時期から今日の高齢者の生活実態、これは当時の時点から改善されているというふうに市の方は判断をしているわけですか。それとも、当時の7%補助を決定したときから見ると高齢者の生活実態というのは厳しくなっているんじゃないかというふうに見ているんですか、ちょっと判断を教えてください。
    ○議長(比留間市郎君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(川島秀則君) お答えを申し上げさせていただきます。 高齢者の実態につきましては、日々新聞報道等でも大変厳しい環境にあるというようなことがよく報道されているわけでございますし、また今回の介護保険料の見直しに当たりましても、そういった向きの報道がなされております。しかしながら、全体というんでしょうか、物価の動向とか、そういったところも総合的に判断しなければいけないというようなこともありましょうし、またそれぞれの地域特性もあるということの中で、なかなかその判断というのは、見きわめることの難しさといったものがあるのかなという、そういうところがあると思うんですけども、感覚的には多少の厳しさが出てきているという受けとめ方はありますけども、そんなに変わっていないのかなという、こういう受けとめ方をしております。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 籾山君。 ◆15番(籾山敏夫君) 非常に苦しい答弁ですけども、私はお年寄りの生活実態というのは、当時と比べてもかなり厳しくなっていると。これは、先ほども言いましたけども、医療費の問題を含めて、年金がまた削られるというような、さまざまな形で今高齢者いじめというのが国の施策として行われてきています。そういう点から見ると、かなり生活実態としては厳しくなってきているというふうに、私自身はそう判断しています。だからこそ、先ほど聞いた4つの自治体は、市の一般財源を投入してもこの3%は据え置いていくと。ここで、6%に利用料を引き上げるとなれば、有名無実になります。利用する人ががた減りするんじゃないんですか。私は、そこを担当の者にもぜひ考えていただきたいし、市長にも考えていただきたい。実際6%の負担をしていただくという形になれば、この利用する人は現状のような形でいくのか、それともかなり減るんじゃないかと、それは市はどういうふうに判断しているんですか。 ○議長(比留間市郎君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(川島秀則君) お答えを申し上げさせていただきます。 この3%の影響がどういう形で出てくるかということにつきましては、意向調査とか実態とかそういったものを十分見きわめた中での1つのそういったものがあれば出てくるのかもしれませんけども、なかなかアップすることに伴って、それがどういう状況になってくるかという、その部分はやっぱり見えない部分なのかなと。ただ、実際に介護の状態があるわけですから、その介護を一般的にはやめるということはできないと思うんです。ですから、その利用実態といったものについては当然継続されていくんじゃないかと。ただ、一番籾山議員さんも懸念されている部分といったのは、介護の実態がそこにあるわけですから、介護はしなきゃいけないですと、受けるじゃないですかとしたときに、今までは3%でよかったものが6%になるということは、御本人の負担がそれだけ重くなる、厳しくなるという、その厳しさは当然出てきてしまうのかなと。今、 208名ほどいらっしゃるという、その方たちは。そのサービスということについては、それはやっぱりそれだけのサービスが必要なわけですから、それは当然私は継続されていくものと、このように思っております。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 籾山君。 ◆15番(籾山敏夫君) 当然、サービスは継続されると。しかし、実態としてそれを使うという人が、今まででも他のサービスの10%負担という、これに対して高過ぎてとてもじゃないが目いっぱいなんかは使えないと。枠いっぱいにとてもじゃないけど使えないと。だから、最低限のところそれだけで我慢しますという人が結構いるわけでしょ。そこに、新たに3%から6%の負担をお願いするということになれば、そのサービスについてはとてもじゃないが受けられませんと。自分がお金がなければ家族がそれを負担していくと。とてもじゃないがそれはできませんという人が続出するんじゃないですかと。私は、この問題では先ほど言いましたように、根本的なやはり制度の欠陥というものがあると。しかし、今本当にこの3%に抑えているということが、市民がそう大きな負担がなくてこれが利用できるという形で、この制度を使っているわけです。それが、一気に利用料は倍にしますといった場合に、確かに制度としては使えますけども、しかしそれを辞退するという人たちが出るんじゃないですかと。そこを考えていただきたいということをお願いしているんです。 ○議長(比留間市郎君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(川島秀則君) お答えを申し上げさせていただきます。 この対策につきましては、御案内のとおり介護保険が導入されるときに、国の特別対策、激変緩和策という形で、それでとられた制度なんです。御案内のとおり、この制度自体はその時点においてヘルパーの派遣を実際に受けていらっしゃる方が対象だったという、御案内のとおりです。こういうことだったんです。ところが、その後についても受ける方がいるんじゃないですかということで、市の方で独自の施策として設けたという、そういう経過があるんですけども、基本的な考え方は今申し上げましたとおり、導入時におけますところの激変緩和策ということでとられた措置でございますし、その一環の流れの中で3%、6%というような形で考えられているものです。 ですから、国の基本的な考え方に一応準拠して、それで市がそこに乗ったというんでしょうか、そういう施策なのもですから、基本的には国の考え方、基本的なる部分が6%にすることは好ましくありませんと。今の実情では高齢者の実態を考えてみたときに、それは3%にとどめるべきであるという、そういう国の考え方がここで出てくれば、それはそこにシフトするということが当然出てまいりましょうけども、基本的にはその根幹部分がそこにあるものですから、その部分が変わらないということでございますので、市の方でも、ほかの市でも大多数の市がそういう取り扱いを予定しておるようでございますけども、そういった基本的な部分が、変わらない部分を受けてそれでやってきたものですから、市についても、国が今度は6%という、そういうことになったものですから、当然やっぱり市もそういう形で考え方を持たせていただいたと、こういうことでございますので、ぜひ御理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 籾山君。 ◆15番(籾山敏夫君) 経過についてはわかっています。それで、国が6%に引き上げるということで、それに倣って市も引き上げると。それはもう経過としては理解はしてます。しかし、そこで市民を、要するに低所得者の高齢者をどうやって救済をしていくのかという、それは自治体の責任として問われているわけです。利用できますと、幾らでも利用してくださいと。しかし、お金がなければこの制度は受けられませんというような形で、本当に今まで利用していた人たちもサービスをあきらめざるを得ないような状況に追い込むんじゃないですかと。それであれば、もともとそういう人たちを含めた救済をしていくというこの介護保険の制度が、実態として存続できないような状況になるんじゃないですか。サービス内容は従来どおりありますと。しかし、6%の利用料が払えないために辞退をしますという状況に低所得者の高齢者を追い込んでしまうんじゃないですかと。それは、担当者としてやむを得ない、その一言で片づけるんですか。 ○議長(比留間市郎君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(川島秀則君) お答え申し上げます。 御質問の趣旨のお答えになるかどうかという、ちょっとその辺の疑問があるんですけども、この利用料の関係につきましては、保険料とあわせた考え方を持っていただく必要があるのかと、こう思っているんです。御案内のとおり、今予定させていただいております保険料の減免の関係につきましては、以前から議論がありましたとおり、第2段階に問題があったわけです。第2段階の問題を国の3原則に照らし合わせまして、そこをきちっと担保する形で今回の措置減免は考えさせていただいております。そこで、御案内のとおりせんだってもお話をさせていただきましたけれども、第2段階の保険料というのは、現在納めている保険料を3分の1減額することによって、年間では5400円の減額になってまいります。ですから、そういった意味ではそういう低所得者対策ということについては、そこに間違いなく光が当てられたというふうに私は認識を持っております。 ただ、問題は、いわゆる利用料ということは、今度は実際に利用される方です。今の保険料というのは65歳以上の方が全員対象になりますから1万人ちょっといるわけです、1万600 人ぐらいおります。今度は、利用される方、この人たち 200人ほどの場合は、今度は利用料、そこにやっぱり目を向けなければいけないということだと思うんですけども、この方たちについても保険料を納めていただいているという、そういったところがあると思うんです。ですから、ある程度ある意味では、全部でないにしても、多少なりとも5400円部分というのは、利用料の方に還元されてくるというふうな、そういった考え方も担当としては持たさせていただいております。 ただ、実態として月当たりどのぐらいの方たちが、負担が利用料としてあるのかという、そういった部分の問題が実はあります。その金額を見ますと、今の実績でちょっととらえさせていただきますと、月に2500円ぐらいあります。この2500円の金額というのはヘルパーの派遣で考えますと、23回ぐらいの派遣回数になるんですけども、この2500円ということになりますと、3万円ということになりますから、5400円に全然フイットしないんじゃないですかと、そういう問題はありますけれども、ただ少なからずもその5400円部分は、その部分に還元されてきているという、そういったことにつながっていくのかなと、こんなふうに受けとめておりますので、答えになるかどうかわかりませんけども、いずれにいたしましても市としては今回のこの3%につきましては、国の施策に一応準拠させていただきまして、6%という形で予算化につきましては対応させていただいたと、こういったことでございますので、ぜひよろしく御理解をお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 籾山君。 ◆15番(籾山敏夫君) 時間もないですから、こればかりちょっとやっているわけにもいきませんけども、ただ訪問介護、最も利用者の多い部類です、これは。そこに一気に負担を、2倍に上げる負担をお願いするという形であれば、私はさっき言ったような懸念は出てくるだろうというふうには見ています。しかし、私市長にぜひお願いしたいんですけども、この問題でまた高齢者の方からいろいろな声を聞くこともあると思います。また、新年度からの実態、どういう利用状況になるのか、これも今見通しが余りはっきりしない段階ですから、もしこの負担が重くて、利用料の負担が重くて利用ができないという人が出てくるようであれば、ぜひそれは市としてもその救済策を考えていただきたいということをお願いしておきたいんですが、どうでしょうか。 ○議長(比留間市郎君) 助役。 ◎助役(比留間武久君) お答えを申し上げます。 先ほど来、担当部長の方からいろいろ御説明申し上げたんですが、そういう所得の低い方、そのような実態があらわれるのかなというような気もしているわけでございます。いずれにしても15年につきましては6%と、こういうことで予算計上もさせていただいております。そういうようなことで、15年につきましてはそのような状況の中で、いろいろ市民の意向、あるいは状況、これらを見させていただきたいなと、こう思っております。その後によってはただいまの御質問のようなことも検討せざるを得ないのかなと考えておりますので、ぜひ御理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 籾山君。 ◆15番(籾山敏夫君) 次の問題で、日産クラブの問題。 日産クラブの取り扱いについて、庁内の部会で検討しているという話です。具体的に、どういう検討がされているのかお聞きをしたいんですが、担当参事も腰が痛いようですから、これは回答は要りません。 教育の問題について、もうそろそろ新年度のクラス編制というのが、大体教育委員会の方でもとられているんじゃないかと思うんですが、小学校1、2年生でクラスの編制として最高と最低、これはどこの学校になりますか。何名くらいか。 ○議長(比留間市郎君) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(舘岡政一君) お答えいたします。 来年4月の予定でございますが、クラスの編制につきまして、1年生、2年生につきまして、まず最高でございますが、今予測しておりますのは、第二小学校で1年生で1クラス38人になる予定でございます。同様に第八小学校においても1年生で38人と予測しております。それから、第十小学校で39人のクラスができるのではないかと、こういうふうに予測しています。最低でございますが、2年生で第四小学校がこれは2クラスになりますが、1クラス21名のクラスと予測をしております。 以上でございます。 ○議長(比留間市郎君) 籾山君。 ◆15番(籾山敏夫君) 12月議会で教育委員会として少人数学級の情報、資料を収集して研究していきたいという答弁がありました。幾つの自治体からそういう資料を今現在取り寄せていますか。 ○議長(比留間市郎君) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(舘岡政一君) お答えいたします。 御案内のとおり、東京都内におきましては少人数学級を実施しておりません。近隣におきましては、議員からもかつて情報をいただきましたが、志木市において実施をしておりまして、これは昨年の11月に中間報告ということで一定の検討がなされておりまして、その資料を取り寄せて一応内容を確認しております。 それから、これは国立教育政策研究所において、そうした学級規模の影響による調査結果というものが示されておりまして、そうした内容も一応把握をしております。若干内容に触れさせていただきますと、いずれにしても子供たちの反応としては30人か35人を境にして、例えば20人以下ですともっとクラスの人数の多い方がいいとか、あるいはそれを超えた40人学級になれば少ない方がいいというような、1つの子供たちの感想というのがございますが、実質的に子供たちのいわゆる学力の向上という面におきますと、この検討結果から見ますと教師の指導の内容によって変化するのであって、現状ではそうした教育における成果としての変化は見られない、こういうような状況下にございます。いずれにしても子供たちの反応にしても、これは志木市においても同様でございますが、人数が少ない場合には友達同士のつき合いの中で、何か争いが起きた場合になかなか修復しにくいとか、あるいは自分がのけものにされているのではないかというような欠点もございますし、また逆に教師の側から見れば、細かい人数ですから非常に目が届くというような長所もあるということでございます。全くの概略でございますが、清瀬市においても同様な結果が出ておりますんで、そんなことで情報としてつかんでおります。 以上です。 ○議長(比留間市郎君) 籾山君。 ◆15番(籾山敏夫君) 教育委員会が資料を取り寄せて研究するのはぜひ進めていただきたいんですが、どうも、まずデメリットの方から先に話が入ってというような傾向が非常に強いです。先ほど、私登壇して言いましたけども、長野県のこれは県の教育委員会がまとめた中身を紹介したわけですけども、それにあわせて長野県の教職員組合がアンケートをとった資料もあります。この中で、かなり詳細にわたったアンケートになっていますけども、やはり生徒の顔が見えると、そういう教育になってきているというのが、これは後で資料も差し上げますけども、そういう形で非常に教育効果としては上がっているという報告のアンケートにもなっているわけですけども。具体的にこれまでも市長会として都の教育委員会に要望している経過もあります。学級編制が、1クラス40人未満の学級編制ができるように、これは制度化してほしいというのは、これは市長会の要望として都の教育長に上げています。そういう必要性を認めながら東京都に対しても要望している経過があるわけですけども。 それでこれちょっとお聞きをしたいんですが、文部科学省が法律を改正して、自治体の判断で少人数学級をやってもよろしいですという形で道を開いたわけです。これの経過について説明をしていただけますか。 ○議長(比留間市郎君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。 本日はこれにて延会いたします。               午後4時20分延会...